文字サイズ
自治体の皆さまへ

【tsulunos PLUS】+ワーク ザ・バックステージ ~魅力の裏舞台~

23/27

群馬県

■〔今回の舞台〕「尾瀬国立公園 木道整備」
▼総延長65キロメートル!登山者の安全を守る木道整備
尾瀬国立公園には約65キロメートルの木道があり、環境省、群馬県、福島県、電力会社などがそれぞれ整備・点検を担当しています。木道は植物などを踏み荒らされるのを防ぐ重要な設備で、10年前後で架け替えが必要となります。今回は尾瀬の自然と登山者の安全を守る木道整備を紹介します。

○人
今井工業株式会社 今井一文(いまいかずふみ)さん
「尾瀬の木道工事は、同じ場所に同じものを作り続ける特殊な仕事ではありますが、熟練技術者の知識と若手のやる気を融合させて、新しい技術や材料を試す楽しさがあります」

○仕事
木道の形状も、雪解けや増水時に水没しないように高架式にしたり、つまずかないように踏み面に金具が出ないようにしたり、年々改良されています
木道の整備は人力で行われています。材料は折れにくく水に強い県産の木材を使用。劣化状況によって、10年前後で掛け替えをしています

○道具
ヘリで木材を運搬
道路がない山岳地での工事になるため、材料となる木材は修繕場所付近までヘリコプターを使って運搬し、そこから修繕場所までは全て人力で運びます。木材は大きいもので1本あたり50キログラム以上あり、運搬の総重量はおよそ100〜150キログラムになることもあります

取材協力:県庁自然環境課

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU