【tsulunos PLUS】+スペシャル 心はなやぐ春に出会う ぐんまの花めぐり(1)

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鮮やかな色彩にときめき癒やされる!

鮮やかな色彩、甘い香りで、花は人に元気や癒やしを与えてくれます。
さまざまな花が咲き誇るぐんまの春。
絶景を求めて「花めぐり」に出かけませんか?
写真提供：中之条ガーデンズ

■花の名所6選見頃カレンダー
サクラやネモフィラ、ツツジ、バラなど春の花々が満開になる時期はもうすぐ。春の訪れを感じられる県内6つの花の名所と、見頃を紹介します
1　佐久発電所
2　中之条ガーデンズ
3　鹿田山フットパス
4　曹源寺　さざえ堂
5　敷島公園　門倉テクノばら園
6　曹源寺　さざえ堂

▽ぐんまの花　春の見頃

出典：心にググっと観光ぐんま「花・紅葉カレンダー」を基に作成

●サクラ
高さ約80メートルのシンボルを彩る100本のサクラ
見頃：4月上旬

▽1　佐久発電所
場所：渋川市北橘町真壁
真壁調整池から佐久発電所まで続く導水管と、高さ約80メートルのサージタンクは北橘地区のシンボル。その周辺に約100本のサクラが咲き、見頃には多くの花見客でにぎわいます
ここに注目…シンボルの水圧調整用のサージタンクは昭和62年に建て替えられた2代目です

●ハナモモ
春の息吹を告げる
可憐(かれん)なハナモモのアーチ
見頃：4月上旬〜中旬

▽2　中之条ガーデンズ
場所：中之条町折田2411
敷地の北側にある斜面に咲く、濃い桃色をした千本のハナモモ。黄色いレンギョウ、真っ白なユキヤナギが各所に植えられており、桃色のハナモモを引き立てています
ここに注目…4月12日(土)・13日(日)に5周年イベントを開催。ライトアップされたサクラを見学できます

■カメラマンのアドバイスで撮影技術アップ!　春ならではの絶景花写真を撮ろう!
昼は花の鮮やかさを前面に、夜はライトアップした幻想的な1枚を。
シーンに合わせて記憶に残る写真を一眼レフカメラで撮影する方法を紹介します。

●絞り優先モードで撮影する
「F値(※1)」を大きく設定すると、手前から遠くまで全体的にピントが合った写真を撮影できます。その際「シャッタースピード(※2)」が遅くなるので「手ブレ補正」をオンにし、手ブレに注意しましょう。

▽[昼]つつじが岡公園(館林市)
咲き誇るツツジは100品種1万株以上。推定樹齢800年の古木などもある、国内有数の名勝地
撮影memo(メモ)…ちょうど逆光がきれいに映る場所で撮影しました

●三脚 and スローシャッターを活用
シャッタースピードを遅めに設定すると、明るい写真が撮影できます。その際、写真はブレやすくなるため「ISO感度(※3)」を上げて、三脚を使用すると撮影がしやすくなります。

▽[夜]ふじの咲く丘(藤岡市)
全長約350メートルの藤棚や、45種類のフジが植えられた見本園があり、紫や白、ピンクのフジの花が楽しめます
撮影memo…奥行き感を出すために、目線より少し下の角度から撮影しました

※1　F値…カメラに光を取り込む際の、光の量を表す値
※2　シャッタースピード…カメラのシャッターが開いている時間
※3　ISO感度…カメラのセンサーが光を捉える能力を示す数値

取材協力：カメラマン　村山心太さ(むらやましんた)さん
本紙担当カメラマン。ブライダルなどの人物撮影や雑誌の料理撮影、風景写真などを得意とする