いきいきまえばし人

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■水泳で第二の青春を謳歌(おうか)
世界マスターズ水泳選手権3位
藤原紀子さん・59歳(箱田町)

8月に九州で開催された世界マスターズ水泳選手権。女子200メートルバタフライで藤原さんは3位に輝いた。世界75カ国からスイマーが参加、5歳刻みの区分でレースが実施される。
「特に印象的だったのはメダルセレモニーやミックスゾーン(インタビューゾーン)の華やかさ。会場ではアップテンポの曲がかかり、アナウンスは英語。緊張感もありながらいつもとは違う雰囲気でレースを楽しめました」
マスターズ水泳を始めたのは35歳の時。
「やってみたい!と思ったらやる性格。子どもの頃身近にプールがなくて水泳経験はありませんでしたが、やったことのないことをやりたくて始めました」
スイミングスクールに通い、自らのスキルを向上させながら指導者としてさまざまな資格を取得。現在は子どもから大人まで幅広い年代に指導をしている。
「子どもたちへは泳ぐ楽しさを伝えて、大人へは生涯スポーツとしての普及に努めたいです」
同選手権では選手としてだけではなく、一週間競技役員としても活躍した藤原さん。
「全国にいる仲間と遠征先で情報交換したりする楽しさも、原動力になっています。第二の青春をしていますよ」と笑顔で話す。次は12月に本市で開催する「ころとんマスターズスイムミート」の実行委員として、大会の成功を意気込んでいる。