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自治体の皆さまへ

アートがめぶく。まち(5)

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群馬県前橋市

■Interview
演劇団体・マームとジプシー主宰・藤田貴大さん(本市生まれ)
コロナ禍による規制や配信サービスの普及により、映画や演劇などのエンタメはその楽しみ方や存在意義について、大きな変革の時を迎えています。そんな現代だからこそ「見る」「聞く」といった受動的なものだけではなく、「体験する」場を作りたいと思っています。エンタメを高尚的なものではなく、通り掛かったお店に立ち寄るような感覚で楽しんでもらいたいです。今回の関連ワークショップ「地図を描く」を通して、前橋に住む10代のリアルな声を聞きながら、自身もインスピレーションを受けました。これを10周年記念展の作品にも生かしていきたいです。
文:ワカモノ記者・蜂須理子

◇ワカモノ記者編集後記
時に悩みながら、時に和気あいあいと笑いながら課題に向き合う高校生の皆さんと、その姿を優しく見守る藤田さんの姿に、地図と地図が「体験」のバトンを通してつながり合う瞬間を感じました。(蜂須)

■中央通り商店街
4組のアーティストが中央通り商店街を起点に、アーケード街を活動拠点とする地元クリエーターや百貨店とアートプロジェクトを協働で実施します。

今回特集した前橋文学館とアーツ前橋。市民の皆さんの中には、まだ一度も両施設に訪れたことがない人もいるかもしれません。インタビュー(本紙5ページ)にもあったように、文学や美術を敬遠しがちな人も、一度経験し触れてみることで、何かが変わるかもしれません。まちなかに広がる点と点が線で結び付き、刺激あるまちなかがめぶいています。

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