市長コラムーMayor’s Columnー

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アーツ前橋の10年を振り返れば、さまざまなことがありました。芸術の世界に行政が関わることの限界も感じました。それでも、文学やアートで人を喜ばせたい、そんな思いの中、萩原朔美さん、南條史生さん、2人の才能を借りて、この秋、節目を迎えた二つの文化施設が未来に向けて多彩なアート活動を展開します。
「芸術や文化にお金を使うのは無駄だ」という声を耳にすることもあります。しかし、これらはこれからの生きがいの中に必要と思います。
敬老の日の新聞に「65歳以上の高齢化率29.1%」という見出しがありました。
長寿は大歓迎です。誰だって親や祖父母が元気でいるのはうれしいはずです。長寿を不安から喜びに変える仕組みをつくってまいります。
一人でも　趣味あり友あり　心地よし
絵筆の向こうの　赤城は染まる

山本　龍