水遊びをする機会が増えるこれからの季節。
安全に楽しむために、次のことに注意してください。
■ライフジャケットを着用して
水辺の事故に遭遇した場合、ライフジャケットを着用していると生存率が90%になります。「これぐらいの深さなら大丈夫」と安易に考えず、大人も子どももライフジャケットを正しく着用し、水辺を安全に楽しんでください。
1.体に合ったサイズを選ぶ
2.バックルを付け、チャックやバンドをしっかり締める。股ひもがあるものは、必ず付ける
3.体にフィットしたか確認する
※水深が浅くても必ずライフジャケットを着用して
■溺れそうになったら「背浮き」で浮いて待って
(1)両腕を頭上で広げて伸ばす
(2)顎を上げ、お腹を突き出して体を反らせる
(3)衣類や靴は着用したまま
■溺れている人を見つけたら
・近くの人に助けを求めて、119番通報
・近くにある浮く物を渡す
・「背浮きで、ういてまて!」と励まし続ける
『水に入って助けに行くことは、自分も巻き込まれる可能性があります。絶対にやめてください』
■ライフジャケット未着用の死亡率は約5倍
令和3年の船舶からの海中転落者のライフジャケット着用・非着用別の死亡率は、着用者で10%、非着用で51%。ライフジャケットの着用の有無が生死を分ける大きな要因になっています。
令和3年 海上保安庁 海難の現況と対策 参照
■水辺の安全教育とライフジャケット着用の重要性
水辺での安全確保のためには、ライフジャケットを着用する習慣も大切。本市では、消防隊員を中心とした水難事故予防自主研究グループが令和3年から小中学校の外部講師として、ライフジャケットを活用した水辺の安全教育に取り組んでいます。川や海での事故だけでなく、洪水など水災害の防災面でもライフジャケットを着用して避難することが、大切な命を守るために重要です。
問合せ:中央消防署
【電話】027-220-4523
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