健康手帳

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■疲労骨折
疲労骨折はスポーツなどによるオーバーユース障害の代表的な疾患で、同じ場所に繰り返し負荷がかかって起こる骨折です。若い人に多く、特にスポーツを積極的にする小学生から高校生までの人に多くみられます。全身の骨に起こりますが、特に腰(腰は腰椎分離症ともいいます)、すね、足の骨などに多くみられます。通常の骨折と違い、疲労骨折はレントゲンで判断できないことも多くあります。その場合、MRIやCTなどの詳しい検査が必要となることがあります。負担がかかることが原因であるため、安静による治療が基本です。インソールやコルセットなどの装具を使用することもあります。また再発防止のためにもリハビリテーションが効果的です。
スポーツを頑張っている人で痛みが続いている場合は整形外科を受診してみてください。

前橋市医師会　塩澤裕行