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元気アップ通信

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群馬県前橋市

■Vol.3 認知症カフェ
今回は、通いの場「認知症カフェ」を紹介します。通いの場とは、地域の住民同士が気軽に集い、一緒に活動内容を企画し生きがいや仲間づくりの輪を広げる場所のこと。その中で、認知症カフェは認知症の人やその家族はもちろん、地域住民や、介護や福祉などの専門家など誰でも気軽に集える場所です。現在、市内には32カ所のカフェが設置され、認知症を語るカフェと前橋市はつらつカフェの2種類があります。
1つ目の認知症を語るカフェは、市と前橋地域リハビリテーション広域支援センターが共催。毎月第三水曜に開催しています。昨年度からオンライン参加も始め、会場に来られない人でも自宅から気軽に参加可能に。昭和の懐かしい歌謡曲が流れる会場でお茶を飲みながらそれぞれ好みの場所で過ごし、専門職に相談をしたり、介護をしている家族同士で歓談したり、季節の作品づくりを楽しんだりしています。
最後は全員で簡単な体操や脳トレをしてカフェはお開き。参加者からは「ここに来ることが楽しみ。近所では言えないことをここでは話せるし、同じ悩みを共有できることがうれしい」「デイサービスなど介護保険サービス以外の外出できる場所があってありがたい」との声がきこえています。
2つ目の前橋市はつらつカフェは、介護・高齢者支援の専門職に相談や歓談できるほか、ミニ講話やイベントなども実施。昨年度から始めた「ショッピングタウン川原はつらつカフェ」は、ドラッグストアの一角で開催しています。担当の宮野さんは「お喋りしにふらっとカフェに立ち寄って欲しい。血管年齢測定や血圧測定コーナーもあるのでぜひ体験を。気軽に薬剤師にも相談できます」と呼びかけています。
認知症を語るカフェは本紙でもお知らせしています。詳しくは問い合わせるか本市ホームページをご覧ください。

問合せ:長寿包括ケア課
【電話】027-898-6133

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