あぐりチャンネル

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■channel(21)せたたま
今回は勢多農林高で作っている卵「せたたま」を紹介します。

同校が所有する上泉町にある農場では、技術習得のため、養鶏班の生徒たちが約350羽のニワトリを飼育しています。鶏舎内は清掃を徹底し、ニワトリの健康管理、卵の品質管理にも日々気を配っています。適切な衛生管理を継続することで、衛生管理基準に適合した農場しか取得できない農業HACCP認証も受けています。
ニワトリの飼料にもこだわりが。配合飼料にパプリカ由来の添加物やカキ殻を加え、卵の色の濃さや殻の強度を高めて質の向上を図っています。
こうして生まれた卵が「せたたま」。鮮度の高い状態で消費者へ届けるため、その日のうちに生徒がパック詰めします。パックは環境に配慮し、再生紙などでできたモウルドパックを採用。パックデザインは、養鶏班メンバーの意見を取り入れながら、生徒が作成しました。
本年度、日本学校農業クラブ連盟大会でこれらの活動を発表したところ、関東地区で最優秀賞を受賞。今月開催される全国大会に出場予定です。
養鶏班2年生5人のやる気の源は販売イベント。消費者と直接会話をし、卵を買ってくれたときに日々の活動を頑張って良かったと感じるのだそう。せたたまはいつも人気で、数十分で売り切れてしまうこともあります。
せたたまは、同校内直売所で販売するほか、イベントなどで購入できます。詳しくは二次元コード(本紙参照)をご覧ください。

問合せ：農政課
【電話】027-898-5841