■Vol.9 チッタスロー教育
スローシティの取り組みなどを紹介するこのコーナー。今回は「チッタスロー教育」について紹介します。
チッタスロー教育は、これからの地域の在り方を自分ごととして考える「スローシティな市民」になるための土台作りと、地域のことをみんなで考えるための「スローシティなコミュニティ」を作るための重要な取り組み。世界各地のスローシティで多くのプロジェクトが実施されています。
本市では、市内の園児を対象にカタツムリと自然をテーマにした「スローシティおえかき」を年1回実施。これは、スローシティの理念である自然環境や生物を大切にする心を育むことが目的です。集まった作品に一つとして同じ絵はなく、スローシティのシンボルであるカタツムリや自然を大切に思う気持ちをこどもたちそれぞれが考えて描きました。中には、木の実や葉っぱ、使わなくなったプラスチックなどを貼り付けた作品もあり、スローシティの持続可能性や環境保護の理念が表現されています。絵は12月8日(日)まで中央公民館3階ホワイエで展示しています。
学生の活動では、共愛学園前橋国際大と東洋大の学生がスローシティエリアにある大胡古民家の再生プロジェクトを実施。地域の人と一緒に取り組んでいます。また、スローな体験ができるスポットを学生目線で紹介するマップを作成。学生の視点から地域の魅力を再発見する取り組みで、スローシティ教育を体現しています。家庭でも、地産地消といった食や自然など、身近なスローシティの取り組みについて話し合ってみてはいかがでしょうか。
問合せ:観光政策課
【電話】027-257-0675
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