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自治体の皆さまへ

小川晶市長が就任しました

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群馬県前橋市

小川晶市長が2月28日に初登庁し、公務を開始しました。3月14日~27日には市議会の3月臨時会を開催し、その初日に所信表明を実施。市政の運営方針を話しました。なお、初登庁は本市公式YouTube、活動の様子は本市ホームページをご覧ください。

■職員訓示
私が大切にしていることを3つお伝えします。
1 市民目線を第一に
2 風通しの良い組織づくり
3 明るく元気に
市役所全体が大きなチームとして、これからの本市を考えていける組織づくりに励みます。そのために皆さんとのコミュニケーションを大事にし、本市全体に元気や明るさを発揮できる市役所にしていきたいです。

■小川市長の所信表明
ー市民目線を大切にしながら、こどもの笑顔があふれ、全ての人たちが自分らしく輝けるまちをー
私たちを取り巻く社会情勢は多くの問題を抱えておりますが、特に少子高齢化は、日本の社会構造を変えてしまうほどの大きなインパクトを持っています。また、財政状況についても国、地方自治体共に厳しい財政状況が続いている中、持続可能な財政運営は年々難しくなっています。現在の厳しい社会情勢下においても、変革と挑戦を続けながら、市民と共に未来への道を切り開いていくため、5つの基本政策を軸に市民の皆さまの意見を聞きながら、独善的にならずに、政策を決定・実行していきます。

《5つの基本政策》
◇こども・教育に関する政策
こどもたちの人権が尊重され、安心して成長できるまちづくりを実現するため、こども基本条例を制定します。また、給食費の無償化を段階的に進め、同時に地元の農産物を積極的に導入し、栄養バランスに優れた食事を提供します。同時に保育料の見直しや支援制度の強化も検討し、全ての保護者が安心して子育てに専念できる環境を整えます。これにより、働く親が子育てに十分な時間とエネルギーを費やせるよう支援します。

◇暮らしに関する政策
高齢化に伴い、介護や看護に携わる家族の負担を軽減するため、新たな支援策の導入と既存のサービスの拡充を通じて、生活全般にわたるサポート体制を強化します。
障害の有無や人種、性別、性的指向などに関わらず、多様な個性が尊重されるごちゃまぜの社会・共生社会の構築を目指します。
大きな被害が想定される利根川の氾濫に備え、小学校区を単位とした地域防災計画を作成し、住民参加型の防災訓練や情報共有の仕組みを整備します。
市民サービスの向上と効率化を目指し、デジタル化を進めます。情報の分かりやすい提供やオンラインでの手続きがスムーズにできるよう、市民がデジタル技術を活用するためのデジタルデバイド対策を進めつつ、マイナンバーカードを持たない市民が取り残されないように配慮しながら、住民サービスの向上を図ります。

◇経済に関する政策
若者の進学や職業訓練を支援するため、奨学金制度の創設を検討します。
農林業の分野では、農業・林業に従事する人たちへのサポートを強化するため、援農ボランティア制度の導入を検討します。地域農業の特産品や質の高い農産物ブランド化の促進や、新規就農者と伝統を守りながら未来を担う後継者のサポートを強化します。

◇観光・環境に関する政策
地域の魅力を最大限に引き出すために、道の駅の連携を強化することにより、観光客の増加と地元経済の活性化を同時に図り、地域社会全体の発展を促進していきます。
また、地域の歴史や文化、アートを積極的に取り入れたまちづくりを進め、観光振興に取り組みます。
地球規模で進む気候変動への対応は、エネルギーの地産地消を推進し、再生可能エネルギーの導入を促進していきます。市民が自然と触れ合い、その大切さを実感できる機会を提供し、これにより市民の環境への関心と保全活動への参加を促進し、持続可能なまちづくりを進めます。

◇市役所の改革と市民参加に関する政策
市民の期待に応えるため、職員が能力を最大限に発揮できる環境を整え、市役所が市民の課題に敏感に対応し、迅速なサービス提供できるよう努めていきます。

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