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健康手帳

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群馬県前橋市

■爪白癬(はくせん)、爪水虫に気をつけて
爪が白や黄色に濁っている、爪が厚い、もろくなったなどの症状があれば、爪白癬の可能性があります。爪白癬はカビの一種である白癬菌が爪に侵入して起こります。多くは足の水虫がある人に発症します。
爪白癬の治療は少し前まで、塗り薬は効きが悪く、飲み薬は他の薬との飲み合わせや長期間の内服が必要なため避けられる傾向がありました。しかし、最近では3カ月だけ飲む薬や、爪でも有効性の高い塗り薬など、新しい爪白癬専用の薬が登場し、治療の幅が広がりました。
爪白癬はかゆみや痛みなどの症状はありません。しかしながら、放置すると細菌感染を合併したり、バスマットやスリッパなどを介して他人に感染したりするため注意が必要です。早期に受診、治療することで、短期間で治る可能性が高くなります。疑いがあれば専門機関を受診してください。
前橋市医師会 土岐清香

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