いきいきまえばし人

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■トレイルランニングの魅力感じて
市まちづくり公社イベントコーディネーター
酒井修さん・55歳(富士見町時沢)

7月21日(日)に開催される赤城山トレイルランニングレース2024。前身の大会は、主催者の高齢化に伴い、10回大会を最後に終了したが、市まちづくり公社イベントコーディネーターとなった酒井さんが、多くの人との縁もあり昨年に現在の大会が復活を遂げた。
「たくさんの人にランニングやトレイルランニングを楽しむことで、心身ともに健康になって、穏やかな毎日を送ってほしいです」と酒井さんは話す。
トレイルランニングをたくさんの人に経験してもらうため、未経験者でも参加しやすい赤城山トレイルリレーフルマラソンや上級者向けの赤城山を一周する赤城山100ウルトラマラソンも手掛けた。
高校卒業後は東京や沖縄で、スポーツインストラクターやスポーツ用品商社に勤務。一方で、ランニングなどは毎日欠かさず続け、その結果、43歳で全日本トライアスロン宮古島大会で年代別1位に輝いた。その後、結婚を契機に妻の故郷である本市に移住。
「移住した地で鍋割山を見ながら走る時間は気持ちが豊かになり、生きてることを実感する最高の瞬間です。この赤城山の景観や年齢を重ねても手軽に始めることができるランニングの魅力をもっとたくさんの人に届けて、ランニングやハイキング愛好家だけでなく、地域に暮らす人や観光業を営む人にも笑顔になってほしいです」
酒井さんは多くの人たちにその魅力を伝えるため今後も走り続ける。