■笑顔弾けるフラ講師
◇フラは心の言動明るく笑顔で
―亀山 敏代さん(福島・62歳)―
何事にも挑戦する性格の亀山敏代さんは、これまでスキーやゴルフ、バイクなど様々な趣味を楽しんできました。40代後半からはフラダンス。フラダンスを始める直前は、スポーツジムで体を鍛えることに凝っていました。暇さえあればジムでトレーニングをしていましたが、通いすぎて飽きてきた頃、ご主人から太田市のフラダンスをしているスタジオを見に行ってみればとアドバイス。娘がフラダンスを習っていたこともあり、同じ趣味を持つのも楽しいかもしれないと思いました。また、娘と行ったハワイで本場のフラダンスを見たこともきっかけに。数年通うと、亀山さんはすっかりフラダンスに夢中になっていました。
2、3年が経つ頃、初めて立つステージ。会場が満員になる程の観客を前にダンスを披露しました。「あの時のドキドキ感や達成感は今でも昨日の出来事の様に思い起こされます」と振り返る亀山さん。友人から花束と共に送られた「素晴らしいステージで感動した」という言葉は今でも心に残っています。そしてフラダンスを通した多くの仲間との出会いは、かけがえのないものになりました。
その頃からさらに旺盛になり、週に1回の練習が2回、3回と増えフラダンス漬けの日々。それから数年が経った頃「フラダンスの素晴らしさをもっと多くの人に伝えたい」という想いから、フラ講師になりました。現在は町でフラ教室の代表を務め「文化祭」や「フラフェス」などで精力的に活動しています。ご主人は「自分が勧めたが、まさか教える側になるとは思わなかった(笑)」と。「フラの素晴らしい点は年齢や性別、体形、運動神経などにとらわれず、誰でも踊れる所。75歳を過ぎた方もセンターで踊っています」と語ります。
ケアマネージャーの職を持つ亀山さんは、最後に「フラは心の言動、ストーリーを伝えながら、踊ることが私の思うところであり、これからも日々学びながら続けたいと思っています。ケアマネとしても利用者に寄り添い、明るく笑顔で接することが目標です。今後、進んでゆく高齢化社会で、住み慣れた地元で生活が継続できるよう、高齢者が要支援者にならないように、フラを運動として伝えたいです」と笑顔を見せました。
未経験者大歓迎!
フラハーラウホォルアナ代表亀山
【電話】090-8027-6045
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