■商工会青年部部長
◇地域を盛り上げるため活動しています
関口達也さん(萱野・37歳)
千代田町の商工会青年部は、自営業者や後継者が集い、地域の発展を目指して日々活動を続けています。今回は、青年部の部長として活躍する関口達也さんにお話を伺いました。
「商工会青年部は、年齢や職業の垣根を超えて、同世代の仲間と仕事や生活の悩みを共有できる貴重な場所となっています」と語る関口さん。異業種の仲間からのアドバイスや意見は、新しい視点やアイディアを得ることができるようです。また、自身の業界とは異なる専門知識を学び、自身のスキルアップに繋がることもあるそうです。
千代田町の夏を彩る「千代田の祭川せがき」。毎年8月18日に開催されるこの祭りで、青年部は提灯の飾りつけを担当しています。真夏の暑さの中、汗をかきながら一つ一つ丁寧に提灯を飾り付ける作業は、まさに根気とチームワークの賜物。しかし、今年は川せがき直前に台風が近づき、一時的に提灯を全て片付け。過ぎ去った後に再度飾り付けるという試練がありました。「提灯の光が町を明るく照らし、多くの人々が笑顔で祭りを楽しむ姿を見ると、疲れも吹き飛びます」と関口さんは誇らしげに語ります。この活動を通じて、地域の伝統を守り、次世代へと繋ぐ責任を感じているそうです。
11月に開催される産業祭では、青年部のメンバーが大鍋を使って数百人分の豚汁を作ります。産業祭の雰囲気を一層盛り上げるだけでなく、地元の方々との交流の場としても重要な役割を担っています。「この大鍋は、災害時にも炊き出しとして活用する予定です。地域の皆さんの支えになれるよう、万全の準備をしています」と関口さん。日々の活動を通じて、地域社会へ貢献することの大切さを実感しているとのことです。
「地域の活性化には、若い世代の力が欠かせません。商工会青年部は、地域を盛り上げるために活動しています。また自分自身の資質向上のために今後も活動を続けます」と語る関口さんの言葉には、情熱が感じられました。
■商工会青年部メンバー募集
地域の活性化のために活動するメンバーを募集します。少しでも興味がある方は町商工会【電話】86-3207まで
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