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熱中人 139

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群馬県千代田町

■夢は甲子園出場!利根商業高校野球部
◇練習に緊張感試合は思い切り楽しむ
髙橋琉生さん(萱野・17歳)
「こんにちは!」と元気なあいさつで登場。爽やかな笑顔と、鍛え上げられた身体で現れたのは髙橋琉生さんです。同じ年のいとこが野球をやっていた影響で野球を始めたのは小学2年生の時。東小サンダースに入り、キャッチャーを務めていました。この時、ピッチャーの速い球を捕れるのは髙橋さんしかいなかったため、キャッチャーに就任。キャッチャーは野球チームの守備の要としてチームに指示を出す役割を担います。正確なキャッチングや強い肩、周囲の選手を精神的に支えるなど、野球選手に求められるスキルも東小サンダースで学びました。
中学校からは、先輩からの誘いで、さらに高いレベルで野球をすることを目指し、足利リトルシニアに所属。埼玉新聞社杯では優勝も経験します。小学生の頃からバッティングには自信があり、チームの主力として活躍。しかし、リトルシニアの練習も甘くはなく、高校野球に向けての練習で3kmを3本、30mダッシュ10本、ウエイトトレーニングをこなし、倒れそうになりながらも弛まず努力。
その頑張りの結果、足利リトルシニアの試合を見ていた利根商業高校の福田監督に見込まれます。そして、親元を離れ、利根商業高校野球部に入部。部員80人以上が所属し、群馬県大会で3回の準優勝を誇る公立の強豪校です。ほぼ毎日野球漬けの日々で、年に数回、実家に戻り、友人と会えることを楽しみに練習を頑張っています。1年生の時は苦手な守備を強化しました。バッティングにもさらに磨きがかかり、1年生の8月にはスタメンで4番に抜擢。尊敬している選手は山川穂高選手(福岡ソフトバンクホークス)。「ここぞの場面で満塁ホームランを打った動画をみてから憧れました。自分も4番としてチームに貢献できるようになりたい」と話します。
最後に「目標は甲子園出場です。そのため、練習では緊張感をもって取り組み、試合は本来の力を出し切るために全力で楽しみます。私学には大差で勝つことは難しいです。守備を堅固にし、点を取らせない形で守り勝ちたい」と意気込みました。

※「髙橋」の「橋」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

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