「市民の声」アンケートは、市民の皆さんの市政や生活環境についての意識や意見などの傾向を調査し、市政運営の参考にするものです。2年に1度、実施しています(前回は令和3年度に実施)。
今回、7月に行った第25回アンケートの集計結果がまとまりましたので、抜粋してお知らせします。
また、今回からインターネットを利用した回答が可能となり、その回答者数は184人(18.2%)でした。
調査にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。いただいた貴重なご意見を参考に、今後の市政運営に取り組みます。
■調査概要
※市民実感度とは、各質問に対して「感じる」と回答した人の割合
※「感じる」は「大いに感じる」と「やや感じる」の合計、「感じない」は「あまり感じない」と「感じない」の合計、「その他」は「どちらともいえない」「無回答」の合計
■基本項目・基本調査項目
住んでいる地区、年齢、職業などの項目のほか、行政分野に関する「市民実感度」について質問しました。
「市民実感度」とは、桐生市におけるまちづくりの指針となる「桐生市第六次総合計画」の指標の一つです。令和元年度の調査から質問しており、今後の「市民の声」アンケートでも同様の質問をして、回答の推移をみていきます。
□市民実感度が高い(上がった)項目
安心して水道を使えることや、下水道整備、自然環境については、約7割から8割と、高い市民実感度を得られました。これらは本市の強みであり、今後も推進していきます。
環境への配慮や、ごみ減量への取り組みでも、5割以上の市民実感度がありました。
生涯学習環境や、本市の芸術・文化への愛着、また、まちとしての価値や魅力を問う設問でも、市民実感度(感じる)が増加しており、活動しやすい環境が整っていることや、歴史・文化に親しみを持っていることが伺えました。
「ごみの減量や資源のリサイクルを意識して生活している」
「治安が良く、安心して暮らすことができる」
□市民実感度が低い(下がった)項目
企業誘致や働きやすい環境の整備などに関する設問についての市民実感度は10パーセントを下回る結果でしたが、前回までの調査結果と比べると、増加の傾向も見られました。
子育て支援や高齢者福祉、医療などに関する設問では、前回調査時と比べて、市民実感度(感じる)が減少し、逆に「感じない」が増加する結果となりました。
男女共同参画や多文化共生に関する設問についても、「感じない」が市民実感度(感じる)を上回っています。
「市中心部や周辺都市へ快適にアクセスできる道路網が整っている」
「働きやすい環境がある」
<この記事についてアンケートにご協力ください。>