毎年10月20日は「近代化遺産の日」です。この日を記念し、10月から11月にかけて全国各地で近代化遺産を公開しています。
私たちが住む桐生市は“織都”と呼ばれ、街の中に歴史のある織物工場や住宅、店舗などが建ち並んでいます。時間が止まっているかのように見える風景ですが、近くに寄ると現代に合わせた活用方法で新たな魅力を創り出していることが分かります。
今回の一般公開は公開・活用している近代化遺産を紹介するとともに、所有者の協力により普段立ち入ることのできない建物を特別公開して来訪者にその魅力と楽しみ方を提案します。
来訪者が自由に周遊できるよう、ノコギリ屋根、洋風建築などの分野別、地域別の見学コースや公開対象施設の詳細が分かる二次元コードを掲載したチラシを作成しました。チラシはシルクル桐生、各公開施設、市ホームページにあります。
また、公開期間中、水道山記念館で企画展「桐生に見る“身近な近代化”」を開催します。生活や文化など市民に身近な〝近代化〟について、資料や写真を紹介します。
期間:11月15日(金)~17日(日)
対象となる近代化遺産:市内35か所(5ページに掲載)
問い合わせ:文化財保護課文化財保護係
【電話】内線622
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