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村の文化財とわたし

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群馬県榛東村

新井八幡神社の春祭りで奉納される太々神楽(だいだいかぐら)を継承する、新井八幡宮太々神楽保存会では、昨年から毎月の練習を開始し、会員の技能の習得に力を入れています。今月は会長の萩原昭男(はぎわらあきお)さん(81歳)に、お話をうかがいました。

■神楽(かぐら)をはじめた頃の様子を教えてください。
25歳の頃に始めて、56年やっています。初めて練習に行ったときは、何もわからなくて、言われたように覚えました。はじめに教わったのは一本刀という演目。教えてくれた講長は、おっかなくはなかったけど、厳しかったよ。

■昔の練習はどのような様子でしたか。
私が入った頃も、今と同じように年配の人が中心でやっていた。違うのは、20~30代の人が幾人もいた。人数がいたからいくつも(役を)掛け持ちしなくても間に合った。今は舞が8~9人、笛・太鼓あわせて12人くらい。
略さない正式な踊り方があって、最初はそれを教わって、あとは、やりやすいように変えていいと言われた。後で崩すにしても、正式な踊りを覚えておくのは大切。(正式と略式の足の運びを実演してくださいました。正式な動きのほうがより格調高く感じられました。)

■みなさんに伝えたいことは?
八幡宮の神楽は、歴史の古い伝統ある神楽です。毎月3日間、第2週の火・水・木曜の夜7時30分から9時まで、新井八幡神社の社務所で練習をしています。興味のある人は男性も女性もぜひ来てください。今、とくに笛の担当が不足しています。

どうもありがとうございました。

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