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自治体の皆さまへ

文化財とわたし

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群馬県榛東村

今月は南新井獅子舞保存会会長の近藤隆雄さん(68歳)にお話をうかがいました。南新井獅子舞保存会は、八幡神社の祭礼のほか、ホタル祭りなどの地域行事に積極的に参加するなど、活発に活動している団体です。

■何歳くらいから獅子舞を舞っていますか
獅子舞を始めたのは社会人になってからで、20代からです。

■9区の獅子舞の特徴は
稲荷流という流派で、舞の種類は30通りくらいあります。行事で踊るときはその中から代表的なものを練習して発表します。2頭の雄獅子が1頭の雌獅子をめぐって争う場面や、橋をわたるのを怖がる獅子を他の獅子が勇気づける場面など、物語になっている演目もあります。教えられる人も高齢で、今は2人くらいです。

■獅子舞をやっていて良かったことは
獅子舞という伝統的な行事を通じて、いろいろな人と出会い、つながるきっかけになっていることです。獅子舞は昔からある身近なものですから、堅苦しくなく、お互い様の気持ちで、地域のみんなで関わっています。

■いつ見られますか
近日では9月1日18時から9区コミセン前で開催される火祭りです。今年は祭りが始まる前の16時から、獅子舞の衣装を着て記念撮影や、笛や太鼓を体験するイベントもあります。10月には八幡神社の秋祭りで奉納します。

■村民の皆さんにメッセージをお願いします。
獅子舞は地域の皆さんの理解と協力があるから存続させることができています。ぜひこれからもご支援をお願いしたいです。興味を持っていただけるように、発表の機会は作っていきますので、まずは見に来てください。

舞い手、笛師ともに老若男女問わず、メンバーを募集していますので、興味のある人はぜひ足を運んでみてください。

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