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お元気ですか 保健相談センターです

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群馬県榛東村

■介護予防で「健康長寿」
~認知症を予防しよう~
日本では認知症の人が増え続け、2025年までに高齢者の5人に1人が認知症になると推計されています。認知症になる可能性は誰にでもあり、早いうちから予防に取り組むことが大切です。

○軽度認知障害(MCI)
認知症の多くは、数年かけてゆっくりと進行していきます。この途中の自然な老化による物忘れ(健常)と認知症の間の状態を軽度認知障害(MCI)といいます。MCIの段階から適切な対処をすれば、認知症への移行を遅らせることや、年齢相応の健常な状態に回復することが期待できると報告されています。

○予防
(1)生活習慣病・フレイル予防
糖尿病、脳卒中は中年期、高齢期関わらず認知症の危険性を高めるとされています。中年期には、糖尿病や高血圧などを予防するためにメタボ対策が重要となり、高齢期に差し掛かると寝たきりや要介護状態を予防するためにフレイル対策が重要になります。

(2)定期的な運動習慣
運動習慣がある方は認知症のリスクが低くなるとされています。週3日以上のウォーキングや筋トレなどが予防につながります。また、体を使うことと頭を使うことを同時に行う(足踏みしながら数を数えるなど)とさらに効果的です。

(3)食事
野菜や果物、魚など抗酸化作用を持つ食品が有効と考えられています。主食と主菜、副菜を量・質ともにバランスよく色々摂りましょう。

(4)人との交流や社会活動に参加
人との会話や交流が少ないと認知症のリスクが高まることが研究によって示されています。週1回以上は誰かと会話や交流を行うように心がけましょう。また、ご自身の興味関心、趣味に応じた社会活動(ボランティアや趣味活動)に参加することも有効とされています。読書やパズル、絵本の読み聞かせ、通いの場(介護予防サポーター、認知症サポーター活動)などを活用しましょう。

○相談窓口
最近物忘れが出てきたけれど大丈夫か、認知症または軽度認知障害(MCI)と診断され、今後の生活が心配など気になることがありましたら榛東村地域包括支援センターへご相談ください。

○お知らせ
認知症サポートデイ
渋川広域市町村が連携し、認知症予防に関するイベントを開催します。ぜひご来場ください。
11月5日(日)10時30分から12時30分まで
会場:プレヴェール渋川

■ぜひご参加ください〔村の集いの場〕
○和(なごみ)の場
認知症サポーターが中心となって座談会や、皆で歌ったり、体操を行ったりしています。
・南コミカフェ
場所:南部コミュニティセンター
毎月1回金曜日・13時30分から15時まで
・らくらくカフェ
場所:楽集センター
毎月1回水曜日・13時30分から15時まで

○はつらつ教室
介護予防サポーターが中心となって村内7か所でフレイル予防のため筋トレ等を実施、月1回理学療法士に依頼し体操支援を行っています。

問い合わせ先:榛東村地域包括支援センター
【電話】0279-25-8441

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