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文化財とわたし

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群馬県榛東村

■耳飾り館での実習を終えて
福田 有希さん(駒澤大学)
8月17日から23日の5日間、耳飾り館で博物館実習を行った福田有希さんに、お話を伺いました。

○所属は文学部歴史学科で、考古学を専攻されていますが、どのようなことを調べていますか?
私は、古墳時代の群馬県を中心とした遺跡から出土する土師器(はじき)について調べています。土師器(はじき)は、この時代の集落を中心に日常の調理用具や食器などとして用いられていたと考えられる土器です。そのなかで、私は土師器(はじき)が当時どのように使われていたのか、時代と共に形や用途などにどのような変化があるのかについて興味を持っています。

○福田さんにとって文化財のどのような点に魅力を感じますか。
私は、文化財が過去の人々や自然が残してきた様々な情報を秘めている点に魅力を感じます。たとえ小さな文化財について見たり、調べたりするだけでも私たちは当時の人々の生活様式や技術、文化または自然の大切さなど、たくさんの情報を文化財から知ることができます。私は、文化財が秘めているたくさんの情報をどのように引き出して、現在、そして未来に向けて生かしていくかを探る点に面白さや魅力を感じています。

ありがとうございました。福田さんが作成したロビーミニ展示「土器にのこる文字やしるし」は9月30日(土)まで公開していますので、ぜひお越しください。

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