[特集3]見逃さないでSOS

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児童相談所への虐待相談対応件数は年々増加しており、県でも昨年度は、4,033件と過去最多となりました。また、DV(家庭内暴力)の相談件数も近年高止まりの傾向にあり、昨年度は1,766件でした。
DV被害者は、加害者への恐怖心から、児童虐待を制止できない場合があります。見えにくい家庭内の暴力に気づいたら、相談窓口を紹介するなど、社会全体で支えることが大切です。

◇身体的暴力
殴る、蹴る、やけどを負わせる、家の外に閉め出す、溺れさせるなど

◇精神的暴力
脅す、無視する、拒否的な態度、きょうだい間で差別的な扱いをするなど

◇性的暴力
子どもに性的行為をする、パートナーに性的行為を強要する、避妊に協力しないなど

◇ネグレクト
乳幼児を家に残して外出する、食事を与えない、車の中に放置する、同居人による虐待を放置するなど

■“しつけ”だから…
“何度も言葉で注意をしたが言うことを聞かないので頬を叩いた”、“宿題をしないので夕食を与えない”は体罰です。子どもへの体罰は法律で禁止されています。

◇児童相談所虐待ダイヤル
あれって虐待かな…?しつけにしては、厳しすぎるような…なにかが起こるその前に!!

※通告・相談は匿名可、秘密は厳守します
※お住まいの地域の児童相談所につながります

■私が悪いんじゃ…
DVを受けているけれど、“私にも悪いところがある”、“私さえ我慢していれば”と思っていませんか?あなたは悪くありません。悪いのは暴力を振るう相手です。

◇DV相談窓口
ひとりで悩んでいませんか?DVは、被害が深刻化することがあります。ためらわずにご相談ください。秘密は厳守します。

※相談は無料、匿名可
※通話料自己負担
※発信場所から最寄りの配偶者暴力相談支援センターに自動転送されます

■親子のための相談LINE
児童虐待に関する相談や、子育てや親子関係の悩み相談に対応します。
相談受付時間：平日10時～20時
緊急の虐待通報や相談は「189」へご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ：県青少年家庭課
【電話】029-301-3258