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[特集1]高級感あふれる見た目と食感「常陸乃国いせ海老」

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茨城県

県産水産物ブランド確立へ〈2023年vol.1〉
県では、本県産水産物のブランド確立に向けて、県内外へのPRを積極的に行い、認知度の向上を目指しています。今回は本県産イセエビの取り組みをご紹介します。

●茨城の海
本県は漁獲量全国第2位を誇る日本有数の水産県です。黒潮と親潮がぶつかる好漁場である茨城の海は、イワシやサバ、シラス、ヒラメなどさまざまな魚が獲れます。

●イセエビの隠れた産地
皆さんは?イセエビ”が本県で獲れることをご存じですか?
本県では平成の初期までほとんど漁獲されていませんでしたが、令和3年には、平成23年のおよそ5倍の、年間58トンの漁獲量となっています。


本県イセエビの漁獲量の推移

●刺し網漁法
本県のイセエビの盛漁期は7月?9月で、主に刺し網漁法で漁獲されます。
刺し網漁法は、帯状の網を、魚などの遊泳経路を遮断するように海中に設置し、網に絡ませて獲る漁法で、網に魚が刺さって見えることからその名がつきました。
夕方に網を仕掛け、翌早朝に網揚げを行う、夜行性であるイセエビの生態を利用した漁法です。
刺し網で獲れたイセエビは、一尾一尾丁寧に網から外され、新鮮なまま出荷されます。

●茨城のイセエビ
イセエビと言えば、豪華な見た目にプリっとした食感で知られる高級食材です。本県産のイセエビも、色鮮やかで、透明感のある身は肉厚、そしてほんのりと甘みがあります。
イセエビは黒潮が流れる太平洋側で広く水揚げされますが、本県産イセエビには、他県産と比べ、サイズが大きいものが多く獲れるという特長があります。

●ブランド化に向けた取り組み
県では、生産者から加工業者、流通業者、飲食店までを集めた「県産イセエビ消費拡大検討会」を立ち上げ、ブランド基準や流通体制について検討してきました。
その中で生まれた本県のブランドイセエビが「常陸乃国いせ海老(外部サイトへリンク)」です。
ブランド化にあたっては、大きさに着目し、なおかつ美しさを兼ね備えたものを厳選しています。
生産者から飲食店までの流通体制を整え、さまざまな媒体でPRを行うことで、本県産ブランドイセエビ「常陸乃国いせ海老(外部サイトへリンク)」の安定した流通を確立するとともに、認知度向上を目指しています。

◇ブランド基準

◇いばらきの地魚取扱店サイト
地魚を積極的に取り扱う店舗を認証する「いばらきの地魚取扱店認証制度(外部サイトへリンク)」を県、漁業関係者、市場関係者が事務局となって実施しています。
サイトでは、地魚の特集記事やレシピ動画なども紹介していますので、ぜひご利用ください。

◇「常陸乃国いせ海老フェア」開催
本県産イセエビの盛漁期である7月から9月まで、茨城・東京・栃木の料亭などの飲食店を対象に、「常陸乃国いせ海老」を使用したメニューを提供するフェアを開催しています。また一部店舗では、フェア終了後も引き続き「常陸乃国いせ海老」を提供する予定です。

開催期間:9月30日(土曜日)まで

フェア対象店舗などの詳細について(外部サイトへリンク)

この記事に関するお問い合わせ:県漁政課
【電話】029-301-4070

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