■知事コラム
Where there’s a will,there’s a way.~意志あるところに道は開ける~Vol.63
秋の行楽シーズンが到来しました。昨年の本県の観光入込客数は約6,106万人とコロナ禍前の水準に回復し、観光消費額はコロナ禍前の約1.4倍の3,576億円と過去最高額を更新しました。この流れを確実なものとするため、県では様々な取り組みを進めていきます。
10月1日から始まる「アフターデスティネーションキャンペーン」では、国営ひたち海浜公園の貸し切りツアーや波のライトアップと体験型のイルミネーションを楽しむ「Night Park OARAI」など、インパクトある企画をオール茨城で提供するとともに、県ホテル旅館組合青年部が結成した歌謡グループ「いばらき若旦那」と連携した観光PRをはじめ、話題を呼ぶプロモーションを国内外に向けて展開していきます。
また、今月号で特集した「シン・いばらきメシ総選挙2024」では、全市町村から80品ものオリジナリティ溢れる新ご当地グルメが集結し、市町村のプライドをかけたグランプリを決する闘いがいよいよ本戦を迎えます。受賞グルメについては、本県の新たな「食」の観光資源として強力に打ち出してまいります。
さらに、10月26・27日には東京・大井競馬場で「茨城をたべよう収穫祭」を初めて県外で開催します。本県の農林水産物や「シン・いばらきメシ総選挙2024」の受賞グルメなどを味わえるブースをはじめ、収穫体験やサイクリング、キャンプなどさまざまな体験ブースを設け、首都圏からの誘客を促進していきます。
引き続き、本県の特徴や強みを生かしたコンテンツの差別化や高付加価値化を図りながら、稼げる観光地域づくりを加速していきます。
茨城県知事 大井川和彦
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