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茨城県

■知事コラム
Where there’s a will,there’s a way.~意志あるところに道は開ける~Vol.57

今月号で特集している令和6年度予算は、混迷する国際情勢や深刻さを増す気候変動、急激な人口減少など、激動の時代の入り口にありながらも、生まれてきた確かな「変化」を軌道に乗せ、その成果をさらに引き上げていくための施策を取りまとめたものです。
私が特に重点を置いたのは、県民一人ひとりの「生産性」が高い社会の構築と安心して暮らせる社会基盤の確保です。
「生産性」の高い社会の構築に向けては、常陸牛や加工食品の輸出、県内ものづくり企業の海外販路開拓への支援に加え、ゴルフ誘客や常陸国ロングトレイルの海外向けプロモーション強化のほか、優秀な外国人材を確保するため、外国人留学生の就職支援や介護分野における海外日本語学校からの受け入れルートの開拓に取り組むなど、海外の活力を積極的に取り込むことで本県経済の一層の発展につなげていきたいと考えております。
また、人材育成の観点から、英語教育充実のためのALTの増員や、優れた教員によるオンライン授業の本格導入のほか、デジタル人材育成強化のためのIT短大の大学校化などにも積極的に取り組んでまいります。
さらに、安心して暮らせる社会基盤の確保に向けては、マル福の対象拡充や病院薬剤師確保のための修学資金貸与制度の創設、老朽化が進む保健所の建て替えによる保健所の機能強化のほか、頻発化・激甚化する風水害や大規模地震などの災害・危機に強い県づくりなどに取り組んでまいります。
これらの施策により、加速度的に進む人口減少などに伴うさまざまな困難を乗り越えられる「新しい茨城」づくりに挑戦してまいります。

茨城県知事 大井川和彦

友好提携都市であるイタリアのエミリア・ロマーニャ州を訪問し、県産品や観光などのPRを行いました(2月)

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