■知事コラム
Where there’s a will,there’s a way.~意志あるところに道は開ける~Vol.58
新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症に移行してから、間もなく1年が経ちます。経済交流活動が活発化する中、国内外から多くの方に来県していただくため、さまざまなことに挑戦してきました。
特に、昨年の「茨城デスティネーションキャンペーン(茨城DC)」では、創意工夫を凝らした体験企画やイベントを用意し、500万人を超える方々に参加いただいたほか、インバウンド誘客についても、国や地域のニーズを踏まえた戦略的なプロモーションを展開し、台湾や韓国を中心にコロナ禍前を超える外国人観光客に来県いただいております。
また、今年3月には、海外大手オンライン旅行会社であるKlook(クルック)社と海外からの誘客の促進に向けた覚書を締結しました。コロナ禍を経て、個人旅行者が増えていることから、県において初となる海外オンライン旅行会社との覚書締結を契機として、今後、魅力ある旅行商品の開発に取り組むなど、個人旅行者の誘客をより一層推進してまいります。
今年度は、これらの動きをさらに加速させ、国内・国外を問わず、統一的・効果的な営業活動を実施するため、マーケティングとセールスにそれぞれ特化した組織体制としました。この新たな組織のもと、国内外の富裕層などをターゲットとした「稼げる観光地域づくり」を推進するとともに、10月から実施する「茨城アフターDC」も見据え、観光コンテンツのさらなる磨き上げを図りながら、プロモーションを強力に展開することで、国内外からの誘客に全力で取り組んでまいります。
茨城県知事 大井川和彦
<この記事についてアンケートにご協力ください。>