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[特集1]気をつけて!野生鳥獣と特定外来生物

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茨城県

本県では、野生鳥獣(イノシシ、アライグマ、ハクビシンなど)による農作物被害金額が約3億5800万円(令和4年度)となるなど、農家の生活に深刻な影響を与えています。

■人身事故多発イノシシ出没中
イノシシは本来、臆病でおとなしい性質ですが、興奮状態にある場合や、至近距離で突然出会った場合は注意が必要です。また、発情期(晩秋?冬)だけでなく、年中出没の可能性があります。

●もしイノシシに遭遇したら慌てず、騒がず、ゆっくり行動
急に走って逃げようとするのは、イノシシを興奮させるので大変危険です。興奮している場合は、後ろを向くと襲ってくることもあるので、なるべく背中を見せないで、ゆっくりと後退しましょう。その際にはカバンなどで、太い血管が通っている腿の内側を守るのも◎

●攻撃・威嚇は×
追いかけたり、石を投げたりしてはいけません。興奮して突進されたり、噛みつかれたりすることがあります。

●うり坊(イノシシの子)に近づかないで!
近くに母イノシシがいる可能性が高いです。また、絶対に食べ物を与えないでください。人への警戒心を低下させ、「人は食べ物の供給源である」と学習させてしまいます。

■野生鳥獣の侵入を防ごう
野生鳥獣を人里に侵入させない環境づくりが大切です。
※詳細は本紙をご覧ください。

◇畑周辺のやぶを刈り払って見通しをよくする
侵入防止柵:設置後の定期点検も忘れずに
墓のお供え物:生活ゴミやお供え物は放置しない
果樹:収穫しないままの果樹は伐採する
耕作放棄地:動物の隠れ場所になるため刈り払う

この記事に関するお問い合わせ:
県環境政策課【電話】029-301-2946
県農村計画課【電話】029-301-4264

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