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【特集】ゲストハウス 古民家 江口屋

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茨城県かすみがうら市

■最高の朝に出会える宿
霞ヶ浦の湖畔にある、築100年以上の元造り酒屋の建物を改装したゲストハウス「古民家江口屋」。地方創生の取り組み「古民家を活用した茨城ブランド力向上事業」の県内モデルケース第1号として、茨城県と共同で改修し、令和2年7月にオープンしました。
関東を中心に関西や四国からもたくさんのゲスト(お客さん)が訪れ、この宿で「最高の朝」と出会っています。

○「最高の朝」は「最高の1日」のはじまり
日本で2番目に大きな湖・霞ヶ浦が目の前にあり、そばには「つくば霞ヶ浦りんりんロード」もあります。朝は霞ヶ浦からの最高の朝日を眺め、朝食はかまどで炊いたご飯や地野菜の味噌汁、新鮮なシラウオなど、地域の食材を堪能でき、早起きするのが楽しみになる「最高の朝に出会える宿」です。
気持ちの良い朝は、最高の1日の始まり。静かなくつろぎ、外遊びの楽しみなど、思い思いの素敵な時間を過ごすことができます。

○この地で味わえる「田舎暮らし体験」
[無料]薪割り体験(宿泊者限定)
[有料]石窯でピザ作り、ソーセージ作り、焚き火体験、流しそうめん、スイカ割り ※季節ごとに異なります。
[所在地]かすみがうら市坂895-1(歩崎公園駐車場から徒歩1分)
[予約]【電話】080-9095-7800 ※料金や宿泊プランなどの詳細は、ホームページ(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)をご覧ください

○インタビュー ─最高の朝に出会える宿でゲストを迎える「江口屋の女将さん」─
女将 森田 千亜紀(もりた ちあき)さん

京都府出身。古民家江口屋と縁ができたことで、令和2年に都内から本市へ移住した森田さん。
江口屋の指定管理者・株式会社かすみがうら未来づくりカンパニーへ入社し、「江口屋の女将さん」として、たくさんのゲストを迎えています。

[Q]女将になったのはご自身の経験がきっかけと伺いましたが、どのような体験をされたのですか?
森田さん:平成29年に、約1年かけて20カ国以上の「食卓を巡る旅」をしました。さまざまな家にホームステイをし、たくさんの方に迎えられました。その際、地元の方との出会いや現地ならではの体験が好きになったんです。日本に戻ったら、今度は私が人を迎える立場になりたいと思いました。そんなときに出会ったのが、この古民家江口屋です。

[Q]森田さんにとっても、江口屋とは「最高の出会い」だったのですね。では、どのように江口屋と出会い、かすみがうら市へ移住したのですか?
森田さん:日本に帰国してからはホテルで働いていたのですが、大きな「ハコ」にいるより、よりローカル(地域性)を感じるところで人を迎えたいなと思っていました。そんなときに、古民家江口屋とご縁ができ、「移住してチャレンジしたい!」と、かすみがうら市で働くことを決心しました。

[Q]今やかすみがうら市の観光スポットとして、さまざまなゲストを迎えている江口屋ですが、その魅力はどんなところですか?
森田さん:静かな空間でリラックスしたり、おいしい地元のご飯を味わえることはもちろんですが、やはり人と人、人と地域がつながり、縁が生まれることが魅力です。たまたま同じ日に宿泊したゲスト同士で交流が生まれることもあります。

■江口屋、新たな挑戦へ
○かつてこの地にあった歴史を受け継ぎ、伝える
明治後期に建てられた江口屋の趣ある建物は、かつては造り酒屋でした。「江口屋」の名前も、造り酒屋時代の屋号が由来です。
この点に目を向けたかすみがうら未来づくりカンパニーの今野 浩紹(こんの ひろつぐ)代表は、「地域を感じられ、思い出に残るような商品や体験は作れないだろうか」「江口屋のそばにある立派な蔵を改装してビール造りができないだろうか」と考え始めたそうです。
こうして、令和3年から「地域密着型のマイクロブリュワリー」として「酒造り」への挑戦を始め、そして今年2月、「江口屋醸造所」として、新たなスタートを切りました。

○「江口屋醸造所」ストーリー
[令和2年]
クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で資金を募り、182人の支援の輪が広がりました。
集まった233万円の資金は、醸造設備の購入に使われました。
[令和3年]
森田さん自らが醸造を学ぶべく、岐阜県瑞浪市釜戸町の「カマドブリュワリー」へ修行に行きました。
[令和5年]
手探りの中、さまざまな事業者が醸造設備の設置に関わり、ついに江口屋醸造所の看板を掲げました。
醸造免許も取得し、本格的にビール造りがスタートしました。

○待望のビールが完成
3月21日(火)から、2種類のビールが販売される予定です。
・クラフトビールの王道「ペールエール」
・地元の農家さんのゆずを使ったフルーティーな「霞ヶ浦ゆずエール」
販売場所:古民家江口屋、畔(ほとり)の駅コハン ※今後、WEBでの販売も予定

─江口屋で、遊んで、泊まって、ビールで「乾杯!」しませんか?
※江口屋醸造所で販売されるのは、発泡酒となります。

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問合せ:かすみがうら未来づくりカンパニー
【電話】029-840-9010

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