停電は地震や水害、豪雪などの自然災害やそれに伴う事故によって、一年中発生する可能性があります。しかし、内閣府が行った防災世論調査に対し、地震が夜間に発生して停電した場合に備え、「停電時に作動する足元灯や懐中電灯などを準備している」と回答した世帯は、約54.2%となっています。
いつ・どこで発生するか分からない災害やそれに伴う停電の中で身を守るため、対策をしておきましょう。
■夜間の場合、安全に避難することが困難に…
「出口が分からない」「床の段差やガラスの破片が見えない」など、とても危険です。
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・懐中電灯と足元灯を兼ね、停電や地震が起きた時に自動で点灯するタイプが有効です。・足元灯の設置が難しい階段などには、蓄光テープが有効です。
■情報を入手することが困難に…
携帯電話やインターネットなどを利用できなくなるおそれがあり、情報収集が困難になります。
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・ラジオや予備の電池を常備しましょう。また、家庭用医療機器などは予備バッテリーを備え、停電時の電源の切り替え手順などを確認しましょう。
■通電火災の発生に注意!~地震による火災の過半数は電気が原因です~
○地震発生後、避難のために自宅を離れるときは…停電時でもブレーカーを切りましょう。
不在中に電気が復旧したとしても、電気ストーブやヒーターなどの上に落下した布などからの出火を防ぐことができます。
○不在時やブレーカーを切る余裕がない場合は…
一定以上の揺れが発生した際に自動で電気を止める感震ブレーカーの設置が有効です。急に電気が止まっても困らないための対策と合わせて、設置をしましょう。
問合せ:危機管理課(千代田庁舎)
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