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自治体の皆さまへ

関東大震災から100年を迎えて

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茨城県かすみがうら市

大正12年(1923)9月1日、甚大な被害を出した関東大震災。今年は、その発生から100年の節目になります。主に火災により、10万人以上の方が亡くなり、東京や横浜では6割の家屋が破損するなど、多くの住民が家族と住居を失いました。
もしも今、大地震が起きたら。あなたは自分や家族、仲間の命を守れますか?
災害は防げなくても、備えることはできます。再び同じことが起こったらどうするのか、それを考えることが大切です。過去の災害にしっかり向き合い、教訓を受け止め、いつか起こりうる災害に備えましょう。

※参考:内閣府防災担当作成資料

■指定避難所などを一部見直しました(令和5年7月)
市では、昨今の災害状況などを踏まえて、市民の生命と財産を守るための「地域防災計画」を改正しました。




※色が付いているところは、見直しを行った箇所を表しています。

『計画の全編』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

■大地震発生!そのときどうする?
○室内にいる場合
[地震発生 建物の中]
・まずは身を守り安全確保(手近な座布団などで頭を保護)
・素早く火元を確認(ガスの元栓、コンセント、ストーブ)
・室内にいることが危ないと判断した場合、素早く屋外の安全な場所に一時避難
[1~2分 揺れが収まったら]※余震に注意
・火が出たら落ち着いて初期消火
・家族の安否(家具の下敷きになっていないか)を確認
・ガラスの破片でけがをしないよう、靴をはく
・避難する時は、屋根瓦やブロック塀などに注意
[3分 みんなの無事を確認/火災の発生を防ぐ]
隣近所に声を掛ける:
・隣近所で助け合い、要配慮者の安全を確保
・行方不明者やけが人がいないか確認
出火防止・初期消火:
・消火器を使う
・座布団・毛布・大きめのタオルなどを活用
・漏電・ガス漏れに注意(電気のブレーカーを切る、ガスの元栓を閉める)
ポイント:
・バケツリレーができるよう、日頃から風呂の水を貯めおきしておきましょう(乳幼児の転落防止に注意)
[5分 テレビやラジオなどで正しい情報を取得する]
・デマに惑わされず、行政などからの情報を確認
・電話は緊急連絡を優先する
[10分~数時間~3日~ 協力して消火・救出・救護活動を]
・水や食料は蓄えているものでまかなう(3日~1週間)
・風呂の水を貯めおきしておく(特に高層マンション居住者)
・助け合いの心が大切

○屋外にいる場合
[路上]
・窓ガラスや看板などの落下物から頭をカバンなどで保護し、空き地や公園などに移動
・電柱や垂れ下がった電線に注意
[車の運転中]
・徐々にスピードを落とし、緊急車両などの通行スペースを確保して道路左側に止め、エンジンを切る
・鍵は抜かず、ドアロックもしない
[電車などの車内]
・つり革や手すりに両手でつかまる
・乗務員の指示に従って行動する(非常コックを開けて勝手に外へ出たり、窓から飛び降りたりしない)

■ポイント(1) まずは「難」を「避」ける
平成25年6月の災害対策基本法の改正により、切迫した災害の危険から逃れるための「指定緊急避難場所」と、その後の避難生活を送るための「指定避難所」が区別されました。
まずは、「難」を「避」けるため、安全な避難場所に避難しましょう。
[避難方法の例]
パターンA:
行政区などの集会施設などに避難(集合)する。
※災害時、家屋の倒壊などにより避難路が寸断し、市の指定緊急避難場所へたどり着けないことなども考えられるため。
パターンB:
地域内の住民同士がみんなで助け合いながら、市の指定緊急避難場所に避難する。
・市では、現在46カ所の指定緊急避難場所と、29カ所の指定避難所があります。
※市総合防災マップやホームページから確認できます。
『避難所情報』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

■ポイント(2) 市からの情報を取得する
災害発生時はいち早く「信頼できる情報(行政などからの情報)」を取得することが重要です。
市では、防災行政無線やメールマガジン、アプリやX(エックス)(旧ツイッター)などで、災害情報・避難情報を配信しています。
・X(旧ツイッター)
かすみがうら市の災害用ハッシュタグ♯かすみがうら市災害
このタグを付けて投稿すると、市内の情報を収集しやすくなります
・メールマガジン
・市公式アプリ
本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

問合せ:危機管理課(千代田庁舎)

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