■地平線と日の出
冬は一年の中でいちばん空気が澄んでおり、山から見える風景も遠くまで綺麗に見えます。
雪入ふれあいの里公園は、雪入山の南側の山腹、標高100mほどの場所にあり、かすみがうら市内をほぼ一望することができます。
天気のよい日には、鹿島臨海工業地帯の煙突から煙が上がっている様子を肉眼で見ることができます。さらに、平らな地平線まで見ることができ、貴重な眺望スポットになっています。また、1月は雪入ふれいあいの里公園内にあるネイチャーセンターのほぼ正面から朝日が上がるため、日の出を楽しむ場所として知られています。
冬は、サクラやコナラといった木々の葉が落ち、森の中からの見晴らしもよくなるので、雪入山から浅間山にかけてのハイキングが楽しいシーズンです。また、一年でいちばん野鳥の種類が多い時期でもあり、晴天の休日にはたくさんのハイカーやバードウォッチャーの方が公園を訪れています。
ネイチャーセンターでは、コーヒーのセルフサービス(有料)を行っていますので、ハイキングやバードウォッチングの後、陽の差し込む暖かい窓辺で地平線を眺めながら、ゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
問合せ:雪入ふれあいの里公園ネイチャーセンター
【電話】0299-59-7000
※来月は、かすみがうら市水族館によるコラムを掲載予定
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