農業委員の任期満了により、令和6年3月28日に新たな「農業委員」15人が市長から任命されました。同日に任命後初めてとなる第1回農業委員会臨時総会が霞ヶ浦庁舎において開催され、会長に飯田敬市(いいだけいいち)委員、会長職務代理者に井坂孝雄(いさかたかお)委員が選出されました。また、4月10日に新たな「農地利用最適化推進委員」11人を農業委員会が委嘱し、農業委員会は新体制となりました。
■農業委員会新体制発足 ~地域と共に維持可能な農業を目指して~
○新会長あいさつ
市民の皆さまには、日頃より本市の農業委員会活動に格別なるご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
農業委員の任期満了に伴い、令和6年3月28日の臨時総会において農業委員の皆さまのご推挙により会長という大役を拝命することになりました。とても光栄でありますとともに、歴代会長の後をお引き受けすること、たいへん身が引き締まる思いでございます。今般の改選により、新たに農業委員15人と農地利用最適化推進委員11人が選任され、新体制としてスタートいたしました。
本市における農業の現状は、農業従事者の高齢化と後継者不足、遊休農地の増大など大変厳しい状況下におかれております。農業委員会では、農地法に基づく権利移動の許可などに加え、これらの課題に対応していくため、農業委員と農地利用最適化推進委員が密接に連携し、担い手への農地集積や集約化、遊休農地の発生防止、新規参入への促進など、農地利用の最適化を目指し、積極的に取り組んでまいります。
皆さま方の一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ挨拶といたします。
会長 飯田敬市
○農業委員の紹介
令和6年3月28日、農業委員会等に関する法律の改正後3期目となる農業委員の任命が市長により行われ、15人の新しい農業委員が誕生しました。農業委員会等に関する法律では、農地などの利用の最適化が農業委員会の重点業務として位置付けられております。農業委員は、農地利用最適化推進委員と連携し、担い手への農地利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進に積極的に取り組みます。
※委員紹介など詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
■農地利用最適化推進委員の紹介
令和6年4月10日、農業委員会臨時総会において11人の農地利用最適化推進委員を選出し、委嘱を行いました。農地利用最適化推進委員は、農業委員会等に関する法律の改正により平成30年度から設置された委員で、農業委員と連携し、主に担い手への農地利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、および新規参入の促進など、地域における現場活動を行います。
※委員紹介など詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
■農地利用状況調査にご協力ください
農業委員会では、7月から10月を「農地パトロール月間」と設定して、農業委員・農地利用最適化推進委員、事務局職員が地域を巡回し、農地の利用状況を調査します。これは、農地法第30条による利用状況調査として行うもので、遊休農地の把握と発生の防止、違反転用の発生防止などについて取り組みを行います。
調査の際には、農地の中に立ち入ることもありますので、ご理解とご協力をお願いします。
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