くらしの防災ガイド

15／29

■熱中症予防のために～暑さ対策と体調の変化を知っておこう～
熱中症は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく動かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけではなく室内で何もしていないときでも発症し、緊急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身に付け、体調の変化に気を付けるとともに、周辺にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

○予防(1)　暑さを避ける!
・扇風機やエアコンで温度をこまめに調整
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
・外出時には日傘や帽子を着用
・天気のよい日は日陰の利用、こまめな休憩
・速乾性のある通気性のよい衣類を着用
・保冷剤、冷たいタオルなどで体を冷やす

○予防(2)　こまめに水分補給!
・室内でも、外出時でも、喉のかわきを感じていなくてもこまめに水分・塩分などを補給

○熱中症はどんな症状があるの?
・めまい
・立ちくらみ
・筋肉のこむら返り
・生あくび
・筋肉痛
・大量の発汗
↓
[症状が進むと…]
↓
・頭痛
・嘔吐
・虚脱感
・倦怠感
・集中力低下
・判断力低下

[暑さの感じ方は、人によって異なります。]
その日の体調や暑さに対する慣れなどが影響します。体調の変化に気を付けましょう。

問合せ：危機管理課(千代田庁舎)