■霞ヶ浦釣り大会を開催~霞ヶ浦のアメリカナマズ~
9月15日・16日の2日間に、今年で4回目となる霞ヶ浦アメリカナマズ釣り大会(主催:野食ハンター明(あきら))が開催され、50人以上の釣り人が参加しました。午後2時から開始された釣り大会は、翌日午前10時まで続き、魚の大きさを競い合いました。最大サイズで69cm、全体で1000匹近くのアメリカナマズが釣り上げられ、中には100匹以上の釣果を上げたグループもいました。
その後、参加者たちで外来魚問題を解決しようと、釣ったアメリカナマズで、さまざまな調理方法を試し食用にするなど、霞ヶ浦の環境にも配慮した大会となりました。当水族館でもアメリカナマズを寄贈していただき、魚の餌として加工する他、養殖場の餌料などにする計画を進めています。
今回の釣り大会のように、参加者の方に楽しんでいただき、それが結果として霞ヶ浦の外来魚の駆除にもつながるという試みは、今の霞ヶ浦に必要性が高いものだと考えられます。また、外来魚の駆除を継続して実施していくには、ただ釣って終わるのではなく、その先にどのような活用方法を見出し、還元できるかということまで考えることが重要です。
当水族館では、毎週日曜日に外来魚の回収を行っています。魚を持ち込んで頂いた方は、当日の入館料が無料となります。釣りを楽しみながら美しい霞ヶ浦を目指してみませんか。
問合せ:かすみがうら市水族館
【電話】029-896-0722
来月号は、雪入ふれあいの里公園によるコラムを掲載予定
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