アイスバーンとは、路面上で水分が凍結して滑りやすくなっている状態のことです。アイスバーンの特徴を知り、安全運転を心がけましょう。
■アイスバーン3つのタイプ!
(1)圧雪アイスバーン(圧雪路)
道路に積もった雪が何台もの自動車が通るうちに踏み固められ、硬く圧縮された状態になったものを「圧雪アイスバーン(圧雪路)」と呼びます。また、雨で圧雪路が濡れたり、日が差して表面の雪が解け出したりすることで滑りやすくなります。
(2)ブラックアイスバーン
道路に積もった雪が一度解けた後再び凍結し、道路が薄い氷で覆われた状態になったものを「ブラックアイスバーン」と呼びます。非常によく滑るにもかかわらず、夜間は濡れているだけの路面と見分けづらいので特に注意が必要です。
(3)ミラーバーン(鏡面圧雪)
ミラーバーン(鏡面圧雪)は、行き交う車のタイヤによって、凍結したツルツルの路面がまるで鏡のように磨きをかけられた状態となったもので、交差点前などのブレーキを多用する場所や、交通量が多い場所によく発生します。
■アイスバーンができやすい場所!
(1)橋の上
橋や高架の上は「地熱で温かくならない」「吹きさらしになりやすい」ため、橋の上だけがアイスバーンになっているケースがあります。橋の手前と同じ感覚で進入すると、思わぬスリップ事故につながります。
(2)交差点
車の往来が多い交差点は、圧雪アイスバーンやミラーバーンになりやすい場所です。交差点に近づいたら早めに減速し、車間距離を十分とって停車するようにしましょう。
(3)トンネルの出入口
トンネルの出入口は、山から吹き下ろす強い風が吹き付けます。そのため、路面が冷やされ凍ってアイスバーンになっている場合があります。路面が乾いているトンネル内部でスピードを上げ、そのスピードのままトンネルを出たらアイスバーンになっていた!という危険性が考えられます。
問合せ:地域コミュニティ課(霞ヶ浦庁舎)
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