■雪とのコラボ♪雪入の梅
雪入ふれあいの里公園の広場には、扇型に枝を伸ばした立派な「白梅」と「紅梅」が合わせて3本あります。公園は南向きの山の中腹にあるため日当たりがよく、また北からの冷たい風を山が遮ってくれるおかげで、早い年には12月の中旬ごろから梅が開花し始めます。
県内各地で梅の開花の便りが聞かれる2月初旬には公園の梅は満開を迎え、メジロやヒヨドリたちが花の蜜を吸いに集まってきます。ちょうどそのころに雪が降ることがあり、多い年には積雪30センチを超えることもあります。ちなみに「雪入」という地名は、雪が多く入ってくるからではないそうで、一説では「行き止まり」の意に由来していると言われています。周りが山に囲まれていて行き止まりのような地形だからなのかもしれません。
降雪のあった日の朝、よく晴れて気温が低いと梅の花の上に積もった雪が太陽の熱で少しずつ解け、その雪解け水が花びらを伝って滴り落ち、凍って氷柱のようになることがあります。
本紙の写真は、日の光を浴びてきらきらと輝く雪と梅と氷柱です。まさに自然の芸術作品ですね。
雪入ふれあいの里公園では、毎月イベントを実施しています。詳しくはホームページ(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)をご覧ください。
問合せ:雪入ふれあいの里公園ネイチャーセンター
【電話】0299-59-7000
<この記事についてアンケートにご協力ください。>