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オーガニックビレッジ 環境と調和した持続可能な有機農業のまち

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茨城県かすみがうら市

12月9日、霞ヶ浦南小学校にて「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。オーガニックビレッジとは、有機農産物の生産から消費まで、農業者のみならず事業者や地域内外の住民と共に地域ぐるみで取り組みを進める市町村のことです。本市では、化学肥料や農薬に頼らず、地球温暖化のリスク低減につながる有機農業の取り組みを推進することで、市内学校給食へ安心・安全な食材を安定して供給できる、環境と調和した持続可能な有機農業のまちを目指していきます。

■有機農業に取り組む背景
○国が令和3年に策定「みどりの食料システム戦略」
[方針]
2050年までに有機農業を全農地の25%に拡大、農林水産業の二酸化炭素排出量の実質ゼロ[化、化学農薬の使用量半減

○令和5年5月にかすみがうら市ゼロカーボンシティ宣言
2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す取り組み
市政運営の基本指針とする

○かすみがうら市オーガニック推進協議会 令和5年12月発足
有機農業の取組方針や持続的に発展するための仕組みづくりを推進するための体制を構築

■令和6年有機農業の取り組み(有機米栽培)
◆オーガニック推進協議会、有識者、生産者の歩み
○3月
・深水管理に耐えうる畦づくり
・有機資材等調達
・有機種もみ塩水選
・有機種もみ温湯消毒~浸種
・有機JAS認証講習会

○4月
・播種作業
・代かき(計2回)
・有機JAS認証申請書提出

○5月
・有機稲作栽培技術講習会
・田植え作業

○6月

○7月
・第1回有機農業実施計画策定検討会
・有機給食調整会議

○8月
・第2回有機農業実施計画策定検討会(先進地視察)

○9月
・有機米稲刈り

○10月

○11月
・有機稲作農業普及・啓発セミナー

○12月
・オーガニックビレッジ宣言
市の豊かな自然環境を次の世代へと引き継いでいくため、国の「みどりの食料システム戦略」や2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を契機に、有機農業の取り組みを開始しました。また、環境と調和のとれた食料システムの確立が叫ばれる中、環境教育及び食育の視点から有機農産物を市内の学校給食へ提供する「オーガニック給食」の取り組みにも力を入れていきます。
有機農業という環境に配慮した農業に対する理解を深め、市の未来に不可欠なものと位置付け、次世代につながる農業を目指し、ここに「オーガニックビレッジ」を宣言します。

[市内全校の学校給食に有機米を1カ月分提供]
収穫した有機米は12月4日(水)から市内全校の学校給食に提供し、12月9日(月)には霞ヶ浦南小学校で有機米および有機野菜を使用したオーガニック給食試食会を行い、オーガニック推進協議会の関係者が試食しました。

当日の様子を動画でご覧いただけます。
『かすみがうら市公式YouTube』『農林水産省 関東農政局 食ミラ事務局Instagram』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。

問合せ:農林水産課(霞ヶ浦庁舎)
【電話】029-897-1111

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