■賃貸アパート退去時の原状回復のトラブルに注意
○事例
家賃6万円で2年間住んだ築30年のアパートを退去した。貸主から壁クロス張り替え代、床工事費、ハウスクリーニング代、エアコン洗浄費など約17万円の原状回復費用を請求され、家賃の日割り返金分と敷金との差額約5万円を支払うように言われた。ハウスクリーニング代とエアコン洗浄費は契約書に記載があるので払うが、壁や床は汚しておらず、壁のクロスは入居時に継ぎはぎだらけだった。請求に納得いかない。(大学生)
○トラブルを回避するために
・賃貸住宅を退去する際の原状回復について、年月の経過による変化や普通に使っていて付いた傷などの修繕費用は、借主が負担する必要はないとされています。納得できない費用を請求された場合は、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(本紙またはPDF版に掲載の二次元コードをご利用ください)」を参考に、貸主側に説明を求め、話し合いましょう。
・退去時だけでなく入居時も、貸主と一緒に部屋の状態を確認し、確認内容をメモしたり、傷や汚れの写真を撮るなど記録に残しましょう。
・困ったときは、市消費生活センターまたは国民センター【電話】188までご相談ください。
[市消費生活センター開設日]
時間:午前9時~正午/午後1時~4時
(月)~(金) 場所…霞ヶ浦庁舎
(土)(日)(祝) 国民生活センター【電話】188で電話受付
『消費生活センター』は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
問合せ:市消費生活センター
【電話】029-897-1111
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