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【特集】2023年5月8日 下妻市役所新庁舎が開庁しました

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茨城県下妻市

令和3年12月より整備工事を進めてきました新庁舎が3月末に完成し、5月8日開庁しました。
これに先立ち、4月6日には、永岡桂子文部科学大臣をはじめ、大井川和彦茨城県知事、廣瀬榮市議会議長、飯塚秋男茨城県議会議員、姉妹都市である福井県あわら市の森之嗣市長などご来賓の皆さんのご臨席のもと、新庁舎建設に携わっていただいた多くの皆さんにお越しいただき竣工式典を開催しました。市民の皆さん、建設工事に関係したすべての皆さんに心より感謝申し上げます。
さて、旧本庁舎は昭和44年に、千代川庁舎は昭和53年に建設され、それぞれ長い年月の間、住民生活を守る拠点として務めを果たしてきましたが、建設後半世紀近くが経過するなか東日本大震災を経験し、耐震強度不足は喫緊の課題でした。また、老朽化やバリアフリーへの対応など多くの課題を抱えていました。
このほど完成した新庁舎は、次の3つのコンセプトのもと建設されました。
第一に「安心した暮らしを支える地域拠点となる庁舎」です。千代川庁舎などに分散していた庁舎機能を集約し、1階フロアには利用者が多い窓口業務を配置しました。
第二に「安全な暮らしを提供する防災拠点となる庁舎」です。免震構造を採用し、地下には雑用水槽や緊急排水槽、東側屋上には非常用発電設備を設置し、有事の際には素早く対応できるよう庁舎3階に災害対策室を設置しました。
た。第三に「環境にやさしい庁舎、ライフサイクルコストを重視する庁舎」です。財政負担を軽減し、効率的でシンプルな庁舎を目指したものです。
完成した新庁舎において、令和という時代を切り拓いていくための本市の挑戦が始まります。職員一丸となって、より一層市民サービス向上に努めてまいります。

■下妻市Nearly(ニアリー) ZEB(ゼブ)庁舎

■茨城県内初のニアリーゼブ庁舎
新庁舎では、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS※1)の「最高ランク☆☆☆☆☆」5つ星を獲得しました。
さらに、建物自体の断熱性能を高めるほか、高効率な空調設備やLED照明設備、熱損失が少ない換気設備等を採用することにより、省エネを図り、1次エネルギー消費量の53%削減を実現させるとともに、再生可能エネルギーである太陽光発電によりエネルギーを作ることで、1次エネルギー消費量の78%の削減ができる建築物であると評価され「Nearly ZEB※2(ニアリーゼブ)」認証を取得しました。「Nearly ZEB」認証を取得した庁舎は、茨城県内では初となります。
※1BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)国土交通省が主導する建築物の省エネルギー性能に特化した第三者による認証制度です。国が定める計算方法にのっとり、BEI(省エネルギー性能指標)値を算出し、その値によって☆の数が決定します。最高ランクの☆☆☆☆☆の中でもさらに省エネルギー性能に優れたZEBとしてされます。
※2ZEB Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の1次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。消費エネルギーの削減の程度によりZEB、Nearly ZEB、ZEB Ready、ZEB Orientedの4種類があります。

■市民向け内覧会を実施しました
4月6日の新庁舎竣工式に合わせて、市民の皆さんを対象に新庁舎の内覧会を開催しました。「通路が広く取ってて快適」「筑波山テラスからの筑波山の眺めがいい」「交流スペースがいろいろ使えそう」などたくさんの声をいただきました。

■市役所新庁舎施設案内
◆窓口・総合案内
○窓口・待合スペース
広い通路の両側に窓口を設けており、窓口を認識しやすい設計にしています。中央部分は十分な待合スペースを確保しています。
窓口(課)ごとにナンバリングで表示され、また、階層によって課名表示の色を変え、誰もがわかりやすいつくりになっています。
○番号案内モニター
呼び出し中の番号表示モニターで待ち時間のめやすを知ることができます。広告用モニターでは、行政情報や地域の広告を放映します。
○総合案内
総合案内では、ご用件に応じて窓口を案内します。
○窓口(課)ごとの番号表示。市の特産品である梨のデザインを採用しています。

◆交流スペース
○1階交流スペース
明るく開放的な空間で、誰でも気軽に利用できる休憩スペースです。

◆エントランスホール
○1階エントランスホール
正面玄関脇のエントランスホールで待ち合わせなどに利用できるスペースです。また、市からの案内や観光に関するパンフレットなど市政に関する情報を収集することができます。

◆議場・傍聴席
電子採決システムを導入。傍聴席にはスロープがあり、車椅子の方も安心して傍聴できます。
また、難聴者の方にもはっきり聞こえる装置(ヒアリングループ)も備えています。

◆筑波山テラス・展望ラウンジ
4階の筑波山テラスおよび展望ラウンジでは、市内が一望でき、テラスからは筑波山を望むことができます。

◆キッズスペース・ベビールーム・授乳室
お子様連れの方も安心してご来庁いただけます。

問合せ:資産経営課

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