≪輝く未来へ、新たな一歩≫
1月7日、冬の澄み切った青空の下、千代川公民館において、令和6年下妻市はたちのつどい―YELL―が開催され、令和5年度に二十歳(はたち)を迎える327人が出席しました。
式典では、菊池博市長が「試練を力に変え、決して臆することなく夢の実現のために着実に歩いて行ってほしい」とエールを贈るとともに中学時代の恩師からのビデオメッセージが披露されると、なつかしい映像に拍手や歓声が上がっていました。
今年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行されたことから、市内3中学校の卒業生などが一堂に会しての実施となり、振袖や羽織袴、スーツ姿の大勢の人たちで会場は華やいだ雰囲気に包まれていました。友人同士で写真を撮り合い、昔の話や近況報告などを語り合っていました。
■はたちの誓い
将来の夢をお聞きしました
◇下妻中 中山(なかやま)沙耶(さや)さん
看護師になる!
◇下妻中 倉茂(くらしげ)嘉寿貴(かずき)さん
ケガを治せるようにがんばる
◇下妻中 青木(あおき)美璃(みり)さん
就職活動がんばる!
◇東部中 小出(こいで)奈々葉(ななは)さん
美しいをお手伝いするエステティシャンになる
◇東部中 山中(やまなか)将多(しょうた)さん
地域貢献のできるような人になる
◇東部中 飯塚(いいつか)日愛(ひより)さん
体育教師に絶対なる!
◇千代川中 前野(まえの)壮大(そうだい)さん
勉強を好きになる子どもが増える教師になる
◇千代川中 高塚(たかつか)樺音(かのん)さん
教師になって未来の下妻市を担う子どもたちを育てていきたい
◇千代川中 中村(なかむら)虹斗(ななと)さん
商社マンになる!
■恩師からのメッセージ
◇下妻中学校
渡辺一広先生
20歳を迎えられた皆さん。おめでとうございます。
5年前、皆さんと過ごした1年間は私にとって、心に残るかけがえのない思い出となっています。本当にありがとうございます。
いよいよこれからは、自分で自分の道を決め、切り開いていくことになります。家族、友達、様々な人達への感謝の気持ちを忘れずに後悔のない人生にしてください。
◇東部中学校
沼田拓先生
東部中学校卒業生のみなさん、ご成人おめでとうございます。
みなさんが卒業してから、野球部の生徒をはじめ何人かは会って話をする機会がありましたが、みなさん素敵な男性、女性に成長していて、とてもうれしく思います。
運動会にて全員で組んだ円陣、淡海祭での各クラスの合唱や学年合唱、土砂降りの修学旅行。とても印象に残っています。これからみなさんは、一人の大人として、社会の一角を担っていくことになりますね。みなさんのこれからのさらなる成長と成功を、今後も応援しています。
◇千代川中学校
山崎紀子先生
はたちを迎える皆さん、おめでとうございます。
皆さんが中学校を卒業してから一年後、緊急事態宣言が出され、経験したことのない生活が始まりました。今まで通りの生活が難しい中で、その時できることを考え、実行してきたことと思います。これから先、何が起こっても、その時を過ごしてきた皆さんなら、考え、乗り越えることができるでしょう。今の自分が在ることに感謝し、地域や社会に貢献できる人になってほしいと、心より願っています。
※「山崎」の「崎」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
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