■SNSがトラブルのきっかけに
SNSは便利なコミュニケーションツールですが、様々な消費者トラブルのきっかけになることもあります。
SNS上の広告やSNSで知り合った相手の誘いから被害にあってしまう場合があります。
◆ケース1
広告に騙されないで!
「スマホで月100万円稼げる」というSNSの広告を見てサイトにアクセスし、1万円でマニュアルを購入した。すると業者から電話があり、「30万円のサポートプランを追加すれば収益が上がる」と言われた。「お金がない」と断わると、「消費者金融から借りても、必ず稼げるからすぐに返せる」と長時間説得された。消費者金融から借りて支払った。指示通り作業したが儲からない。借金だけが残ってしまった。
◆ケース2
無料だと聞いていたのに…
SNSで知り合った人に就活の話をしたら、「就活塾の無料お試し」に誘われて、オンラインで受講した。役に立つと思えなかったのでお試しだけで終わりにしようと思った。講義後、突然20万円の受講契約を勧誘された。就活の大変さをしつこく説明され、断り切れずに電子サインしてしまった。
◆トラブル防止のポイント
○きっぱり断ろう!
将来への不安をあおられたり、甘い言葉で勧誘される場合があります。必要がないと思う契約は、しつこく説明されても、きっぱり断りましょう。
○気を付けましょう
スマホ画面で見る広告は、紙の広告に比べ、スクロールやクリックによる説明が多く、重要な注意書きがどこに書いてあるのか分かりにくいものです。
SNS上の広告をきっかけとして、偽サイトへの誘導にも気をつけましょう。広告の隅々まで確認する注意深さが必要です。
○個人情報は教えない
個人情報を悪用されるかもしれません。個人情報は一度送ってしまうと、取り戻すことはできません。身分証明書の情報を送るよう求められても絶対に応じないようにしましょう。
消費者トラブルに関する相談について、解決のお手伝いをします。相談は無料です。
問合せ:下妻市消費生活センター
【電話】44-8632【FAX】44-9370
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