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五霞小学校・五霞中学校はコミュニティ・スクール(CS)になりました

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茨城県五霞町

五霞小学校・五霞中学校は学校運営協議会制度を10月から導入してコミュニティ・スクール(CS)になりました

◆コミュニティ・スクール(CS)とは?
コミュニティ・スクールとは、地方教育行政の組織および運営に関する法律第47条の5項に規定する学校運営協議会制度を導入している学校をいいます。学校運営協議会は、コミュニティ・スクールの中核を担う合議制の機関です。学校と地域住民等が力を合わせて学校運営に取り組むことが可能となり、「地域とともにある学校」を推進することができます。学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていきます。

◆なぜ、コミュニティ・スクール(CS)を導入するのか?
近年、子どもたちを取り巻く環境や学校が抱える課題は複雑化・多様化しており、教育改革、Society5.0・グローバル化、地方創生等の観点からも、学校と地域の連携・協働の重要性が指摘されています。第6次五霞町総合計画には「まちの将来を担う子供たちは、家庭だけでなく地域もその育成に関わっていくことが大切」、五霞町教育大綱には「児童・生徒の生きる力を育む教育内容や教育環境などを充実させるとともに、安全で安心のできる地域とともに歩む学校づくりに努める」と示されています。コミュニティ・スクールを導入することで、今後、地域の多くの人が学校づくりに参画し、地域と一体となり、「地域とともにある学校」づくりが進むものと考えます。また、未来を担う子どもたちの豊かな成長を支えるため、「社会に開かれた教育課程」の実現を求める新学習指導要領の趣旨にも合致します。こうした背景を踏まえ、コミュニティ・スクールを導入していくこととなりました。

◆コミュニティ・スクール(CS)の目的
町では、五霞小学校・五霞中学校併せて1つの学校運営協議会を設置します。9年間を見通した小中一貫教育(縦のつながり)と、学校・家庭・地域が一体となった推進体制(横のつながり)を充実させ、社会全体で将来を担う子どもたちの育ちの場・学びを支えます。コミュニティ・スクールを通して、子ども、大人、地域がともに育ちあう「地域づくり」「人づくり」を進めます。

◆コミュニティ・スクール(CS)の効果は?
コミュニティ・スクールの導入により、
1.組織的・継続的な体制の構築 = 持続性
2.当事者意識・役割分担 = 社会総掛かり
3.目標・ビジョンの共有 = 協働
が期待できます。

◆コミュニティ・スクール(CS)の魅力は?
▽子どもにとって
・多くの人とのかかわりによる社会力の育成
・豊かで多様な体験や学びが充実
・地域の担い手としての自覚の高まり
・安心、安全な生活

▽保護者にとって
・保護者同士や地域のみなさんとの人間関係の構築
・学校や地域に対する理解の深まり
・地域の中で子どもたちが育てられているという安心感

▽学校にとって
・地域の理解と協力を得た学校運営の充実
・地域資源を活用した教育活動の充実
・地域との協働により子どもと向き合う時間の確保
・防犯・防災体制等が構築

▽地域にとって
・個々の経験を生かすことによる充実感ややりがいの達成
・学校を通した多くの人との交流
・地域の活性化につながる
・防犯・防災体制等の構築

◆学校運営協議会の役割
1.校長が作成する学校運営の基本方針を承認する。
2.学校運営について、教育委員会または校長に意見を述べることができる。
3.教職員の任用※に関して、教育委員会に対して意見を述べることができる。

※任用とは、学校の課題解決や教育活動の充実のために校内体制の整備充実を図る観点から、学校と学校運営協議会が実現しようとする教育目標等に適った人材を求めることです。特定の職員の採用任用に関すること、分限および懲戒に関することではありません。

◆学校運営協議会の組織体制
詳しくは本紙をご覧ください。

※委員は、教育長および校長が推薦する、児童生徒の保護者、地域住民、学校の運営に資する活動をおこなう者、校長、教職員、学識経験者、関係行政機関の職員、その他教育委員会が認める者で、教育委員会が任命します。人数は14名以内、任期は2年以内です。

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