五霞町長 知久 清志
新年明けましておめでとうございます。
町民のみなさまには、健やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、旧年中は町政の運営にあたりまして、みなさまからご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
さて、わが国では、少子高齢化による人口減少が急速に進み、五霞町においても同様の状況にあります。このため、まちづくりを進めるにあたっては、人口減少対策を講じていくことが、町の発展にとって最も重要なテーマであり、また、町の施策の基軸であると考えています。
このため、私が町長に就任して以降、保育料の無料化や若者世代向けの地域優良賃貸住宅の整備に着手するなど子育て支援の充実をはじめ、圏央道五霞IC周辺の新たな産業拠点の創出による雇用の場の確保など私の公約である「五つの約束」の達成に向けて、町外から五霞町に住んでみたいと思われるような魅力あるまちの実現に取り組んでまいりました。
今年は、これまで着実に取り組んできた事業をさらに飛躍させ、新たなステージにステップアップさせていきます。例えば、子育て支援の充実につきましては、これまで小学4年生までを対象に町内2个所の認定こども園で実施していました放課後児童クラブを、今年4月から対象を全学年に拡大し、五霞小学校の余裕教室を利用し実施します。
また、現在、町内2个所で整備を進めている30戸の地域優良賃貸住宅につきましては、来年3月頃には入居が開始される予定となっていますので、これを活用して町外からの移住・定住者の増加を図っていきます。
新たな産業の振興につきましては、圏央道と新4号国道との結節点に位置する五霞IC周辺での第2期整備事業を着実に進めるとともに、町内の活性化や賑わいの創出となるよう、シン・いばらきメシ総選挙2024の一般料理部門でグランプリ受賞した「シン・茨城あげそば」や新たに共同開発したジンなどに続く、五霞町の新たな名産品のPRや開発にも積極的に取り組んでまいります。
教育の充実につきましては、五霞小学校と五霞中学校の小中一貫教育を推進してまいります。五霞小学校は統合してまもなく一年となりますが、高学年の教科担任制や小中合同行事の実施、体験活動の充実等、多様な教育活動を展開し、子どもたちの生きる力を育みます。
本町を取り巻く環境が大きく変化する今こそ町の目指す姿を町民のみなさまと共有し、ともに歩みを進めながら今後のまちづくりを一緒に創っていきたいと考えておりますので、引き続きより一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
結びにあたりまして、この一年が町民のみなさまにとりまして、輝かしく実り多いものになりますことを心より祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>