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自治体の皆さまへ

町長コラム vol.38

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茨城県八千代町

■八千代町消防団、ただいまからポンプ車操法を開始します!
去る10月5日、筑西市下館運動公園において第74回茨城県消防ポンプ操法競技大会県西地区大会が行われました。台風の影響で雨風の中という劣悪な条件下で実施された大会において、八千代町からは第7分団が出場し、見事、栄えある優勝を果たしました。その結果、県西地域の優勝チームとして、11月25日に行われる、茨城県消防ポンプ操法競技大会中央大会兼第30回全国消防操法大会茨城県代表選考会に駒を進めることになりました。この大会は、全国大会出場のための審査会でもあり、優勝チームは、令和6年度開催の全国大会への出場切符を手にするという実力と消防団の名誉をかけた大会であります。一方で、消防団員の強固な消防精神を養成し、厳正な規律と旺盛な士気のもとに、消防ポンプ操法の熟練と敏速、確実な団体行動の徹底を図り、もって火災防御上の諸般の要求に適応させるという目的があります。
八千代町消防団が県大会に出場するのは初めてであり、立派な仕事をやり遂げたわけでありますが、さらに優勝し全国大会出場ともなれば、伝統ある消防団にまた一つ新たな重み、歴史が積み上げられることとなります(この原稿は21日に作成していますので、結果については後ほどお伝えします)。
昨今、人口減少や就業構造の変化等により、全国的に消防団員の成り手不足が進行しており、当町においても団員の確保が大きな課題となっています。消防団の精鋭は、災害や緊急時の出動はもとより、火災予防の啓発活動、各種イベント時の防災意識普及など幅広い活動により、皆さまの生命・財産を守るために常日頃から厳しい訓練を重ねています。現在、地域をあげて、行政区や団員の皆さまに人材確保にご尽力をいただいているところであり、議会からも人材確保のために優遇措置を講じるようご意見を頂戴しています。また、団員として誇りを持ち、その力を存分に発揮できるよう、地域で安定した活動を支えていく必要があるとの認識が強まっています。
私も、職員時代、消防担当として団員の皆さまの昼夜を問わず、暑さ・寒さも問わず、あらゆる過酷な現場において、必死に防災活動・救助活動を続ける、献身的な姿を見てまいりました。安全・安心でいつまでも住み続けたいまちづくりを進めるにあたり、消防団活動を全力で支える所存でありますので、町民の皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
八千代町消防団に栄光あれ‼健闘を祈ります。

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