■中村 政一(なかむらまさいち)さん
行政区内や国道125線沿いの草取りボランティア活動をしているほか、花壇コンクールで最優秀賞を受賞した「菅谷西老人会」の会長を務めています。
Q1.草取りボランティアを始めたきっかけは?
会社を退職後、何か社会に貢献できることはないかと考えていたとき、散歩中に国道沿いで草が生い茂っているのを目にし、草取りを始めました。私の父親が庭を常にきれいにしていた姿を見て育ったことも影響しています。活動はもう10年ほど続けており、特に背の高い「ヨシ」が気になって取り除いています。現在は、国道125号線だけでなく、行政区内全体で草取りを行い、1回で約2kmを1週間かけて草を取っています。暑い時期は特に草の成長が早いので、7~9月は毎月活動しています。
Q2.活動を続ける中で、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
草取りをしていると、地域の方々や通りすがりの人々から温かい言葉をいただくことが多く、とても励まされています。「ご苦労様」「体に気をつけてください」と声をかけられたり、飲み物を用意してもらったこともあります。また、「何やってんだ。大変だな!」と冗談交じりの声や、感謝の意を込めたクラクションを鳴らされることもあります。
Q3.この活動でのやりがいや今後目指していることは何ですか?
草取りは体力的に大変ですが、活動を続けることで地域の景観が良くなることに大きな喜びを感じています。現在は、体の続く限り続けたいと思っていますが、後継者を育てることも課題だと思います。また、「菅谷西老人会」として花壇コンクールに参加して、最優秀賞を受賞したことも自信につながっています。地域住民20人の協力のもと、美しい花壇を作り上げた経験を生かし、これからも花のある環境づくりを目指したいです。地域の皆さんと力を合わせて、緑と花の調和した町づくりに貢献していきたいと考えています。
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