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自治体の皆さまへ

町長コラム vol.50

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茨城県八千代町

■中央公民館の建て替えにのぞむ
八千代町中央公民館は、出会い・ふれあい・学び合いの場であり、町民の皆さまの文化、学習活動のための社会教育施設として昭和49年11月に竣工しました。当町における文化・学習活動、各種研修会や発表会・はたちのつどいや総合表彰式などの式典・大規模会議等々ほとんどがここで行われ、多くの皆さまに親しまれご利用いただいている町の最重要施設であります。
また、当町のランドマークとして、過去には249組のカップルが結婚式を挙げ結ばれています。鉄筋コンクリート造3階建。改めて、その外観を見ますと、純白、直線的かつシンプルなデザインであると気づきます。御年、50歳。2011年の東日本大震災による震度5強の激しい揺れに耐えたことから、設計、施工業者の技術力の高さがうかがえます。現在の利用団体数は166団体。年間利用者数は3万5千人以上。一日平均100人以上の方々がさまざまな活動を展開する母なる施設であると思います。
さて、何事にも限界というものがあります。この母なる施設にもその時が迫ってきています。専門家の診断結果によりますと、改修工事を施すことでの延命化よりも新築を選択すべきとのことであります。私の二期目の公約の一つである「中央公民館の建て替え」。施設の安全性確保、多様な活動内容に合わせた機能の必要性、財源確保の目安、適正な設置場所など多角的な方向から考慮して、その時が来たのではないかと判断しています。何より「公民館の建て替え」については、人口動態、負担の公平性など将来展望を含み、利用される町民の皆さまの声を反映させたものでなければならないと考えています。
さしあたり、ご意見をいただくにあたりたたき台をつくる必要があることから、整備の方向性等については、現在、公共施設検討委員会委員の皆さまにお骨折りをいただいております。私の行政運営は、無駄な出費を抑えコツコツと貯金し、タイミングを見定め大きな事業に結びつけるというものです。また、国・県の補助金、交付金を最大限取り入れ、そこに、ふるさと納税による寄付金を投入し、皆さまの期待に応える一大事業に挑戦したいと考えています。つまり、町の特産品が重要施設整備の財源の一部となるのです。

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