地域おこし協力隊活動レポート～その5 ～

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地域おこし協力隊員(果樹振興プロジェクト)
巽　圭(たつみ　けい)さん
令和4年10月1日着任

八千代町に最初に来た時の印象は、どこまでも続く大きな畑と平坦な土地で農業の町に来たなというものでした。移住してくる前は長く海外生活をしており、自然が多く静かな環境に住みたいと思い八千代町に移住しました。実際に生活すると自然が多く静かな環境で都会にはない魅力があり、とても落ち着く場所に感じました。鬼怒川を散歩していると天気が良い日は富士山がみえるほど空気が澄んでいて心地よいです。町の中に温泉があり温泉好きの私にはたまらない環境です。町がコンパクトにまとまっており、住むのに必要十分な施設が近くにあり意外と住みやすいです。人と人の距離が近く、近所の人から野菜、果物をもらったり、気軽な触れあいができ充実した生活が送れています。
私は、果樹振興(梨)を目的として令和4年10月から八千代町で活動しています。研修先の梨農家さんで約一年間通して剪定、花あわせ、摘果、選果などの作業を行いました。同じ梨でも品種によっていろいろ異なる作業、技術が必要であり、実際に作業をしないと得られない経験やコツなどを丁寧に教えていただきました。大学で農業を学びましたが実際にやってみるとうまくいかないことが多く、新たに覚えることが多いですが新鮮で興味深くやっています。八千代町には梨農家さん以外にもいろいろな農家さんがおり、様々な話ができていろいろ勉強になります。残りの活動期間を通して少しでも梨栽培の知識、経験を深めていき就農を目指したいです。