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和歌山県紀の川市

■ベトナム クアンナム省の高校生訪問団を受け入れ
7月26日、27日の二日間、ベトナム社会主義共和国クアンナム省の高校生訪問団が、粉河高校と貴志川高校の生徒たちと交流を行いました。本市は、令和2年1月にクアンナム省と蓮を通じた文化交流をはじめ、双方の発展のための取り組みを推進するため「友好協力関係の構築に関する覚書」を締結。ここ数年は、新型コロナウイルス感染症の拡大などの影響で、対面での交流が困難な状況となっていましたが、今回の訪問で久しぶりの直接交流となりました。
両校の生徒たちは、クアンナム省の高校生たちに対し、琴の演奏や、書道、茶道、柔道などといったさまざまな日本文化の体験を通じて、おもてなしを実施。携帯電話を使って、積極的にコミュニケーションをとることで、自然と国際交流の輪が広がり、好きな共通の歌手やアーティストなどについて笑顔で話している姿からは、言葉の壁は少しも感じませんでした。
交流に参加した貴志川高校の生徒は、「大人になると、このような機会は、なかなか体験できないと思うので、貴重な経験になりました。ベトナムの高校生にさまざまな日本の文化を体験してもらい、楽しんでもらえてよかった」と笑顔で話してくれました。また、訪問団の団長は「日本の文化に直接触れることができて、生徒たちにとってもすばらしい経験となりました。今後も交流を続けていきたいので、次はクアンナム省へ日本の高校生が訪問してくれることを心待ちにしています」と話してくれました。

■包括連携に関する協定を締結
8月7日、豊かで活力ある地域社会の形成と発展、教育・研究の振興と人材の育成を目的に、和歌山信愛女子短期大学と市が包括連携協定を締結しました。協定の締結により、今年度は学生たちが「貴志川線に日本一の○○をつくる」をテーマにした、5日間の実践演習を実施。貴志川線の活性化を目指し、フィールドワークなどの演習に取り組みます。森田登志子学長は「学生がいろいろと学べる機会ができました」と話してくれました。

■雇用促進に関する連携協定を締結
人口減少により労働力不足の深刻化が危惧されるなか、市では、市内事業所の雇用促進と採用活動のデジタル化推進を目的として、7月24日に株式会社リクルートと連携協定を締結しました。「ネットを活用した求人情報の発信を支援し、雇用促進を進めることで、地域課題の解決と地域の活性化に尽力したい」と常行洋介ソーシャルソリューションデザイン部長。今後、本協定により、採用ホームページ立ち上げ支援などの実施を予定しています。

■特産品を使った桃ジャムの販売
荒川中学校では、地域の特産品である「あらかわの桃」を使った桃ジャム作りを実施しています。今年は、値段設定などを生徒たち自身で考え、桃ジャムを販売。生徒たちは「食パンに塗って食べるのも美味しいし、紅茶に入れて飲むと、桃の甘い香りを楽しめます」とおすすめの食べ方をPRしてくれました。それぞれの生徒が思い思いに描いたオリジナルのラベルは、どれも魅力的なものばかりで、思わず手に取ってみたくなる商品でした。

■「あら川の桃」桃では初のGI登録
7月20日、「あら川の桃」が農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録され、あら川の桃振興協議会の岩見豊会長などが、農林水産省で行われた登録証授与式に出席しました。GIは生産地域と結びついた特色のある産品の名称を知的財産として、国が登録・保護する制度。数百年に及ぶ長い栽培の歴史や知名度・品質の高さが評価され、桃としては全国初の登録となりました。国内外に向けて、さらなる知名度の向上や需要の拡大が期待されます。

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