議会だより No.189 「3月定例会」(7)

26／28

■1月23日に議員研修を行いました

去る、1月23日に実施した議員研修についてご報告いたします。まず、町内の西山工業団地に立地する株式会社エフピコ関東リサイクル工場において、リサイクル事業について説明を受け、施設やリサイクルの工程を視察しました。株式会社エフピコでは、食品トレーの製造などを主に行っておりますが、関東リサイクル工場では、特に、発泡スチロール製の食品トレーや透明容器、ペットボトルのリサイクルを行っております。「トレーtoトレー」や「ボトルtoトレー」など、リサイクル原料から食品トレーを製造する「循環型リサイクル」に取り組みながら、CO2排出量の抑制や、ダイバーシティー経営など、先進的な取り組みを行っておりました。
次に、古河市に立地する株式会社坂東太郎本部において、当町の出身である代表取締役会長の青谷洋治氏から、株式会社坂東太郎や青谷氏が行う取り組みについて説明を受けました。創業当時からバブル期まで、各社は商品や物の開発などに力を入れてきましたが、これからは人財を育成することが会社を発展させることにつながるだろうとの話でありました。
次に、古河市内の北利根工業団地に立地する株式会社関商店茨城工場において、企業の概要について説明を受け、工場内において施設や製品の製造工程を視察しました。株式会社関商店では、産業廃棄物の処理を行う一方で、廃プラスチックや古紙を原料にRPFと呼ばれる固形燃料の製造を行っております。廃棄物の処理を行いながら、石炭の代替燃料となる固形燃料を製造し、なおかつ、CO2の排出削減になるという画期的な内容であり、また、RPFの需要は年々増加傾向にあるということで、環境に配慮され、時代のニーズに沿った事業であることが伺えました。
以上が議員研修の概要であります。結びにあたり、時間を割いて視察にご協力いただきました関係者の皆さまに対しお礼を申し上げ、報告とさせていただきます。

発行：八千代町議会
編集：議会だより編集委員会